インター初日、ドキドキの登校
モン太のインター生活がついに始まりました。
前日には、「行きたくないなぁ、緊張するー」と不安そうな様子を見せていたけど、それは当然のこと。これまで海外なのに日本語どっぷりの環境に浸かっていた彼が、英語だけの学校に移るわけだから。
でも、中卒になりたくないなら行かなくちゃね、と話したら、ぐぐ…となっていました。本人の選択だし、4年も海外生活していて遅すぎるくらいです。
新しい環境に入ると、多かれ少なかれ誰でも不安になるもの。私たちも海外生活を始めたときは同じように感じました。でも、それでも乗り越えてきた経験があるので、不安は一時的なものだと思っています。
モン太はのんびり屋さんで、日本で小学校低学年の時には不登校になりかけたり、中学年では意地悪な子に目をつけられたりしたこともあり、海外生活を始めても、消極的な性格はあまり変わりませんでした。親としては、いろいろと気をもんできました。
だから今日、彼がついに一人でインターに登校していったのは感動的ですらありました。高すぎる理想は持たず、ハードルは低くーーーそれがモン太から学んだ育児の心得です。
とはいえ、わが家初のインターライフが始まるということで、いやでも期待に胸が高鳴る中、モン太は「疲れたー」と言いながらも、予想以上に元気に帰ってきました。
幸いフレンドリーなクラスメイトに恵まれ、名前を聞いたり聞かれたり、つたない英語でやり取りしたりしてきたようです。って、あのシャイなモン太が自ら英語で話しかけた?信じられない、いつのまにかのんびりな彼なりに成長したんだなあ…と驚く母。
ブレイクタイムに日本人の子と話していたら、ヨーロッパ系の女の子が輪に入ってきて、名前おしえてとかモン太って呼ぶね、とかフレンドリーに言ってくれたようです。
先生たちも、初めての学校での不安を感じているNew comerたちに丁寧に説明してくれたり、困ったときは親切に教えてくれたみたいだし、何を言っているかはなんとなく理解できたとのことでした!
ネットや人づてに情報を得る中でインターはゆるい、親は学校にきめ細かい対応を期待してはいけない、というような内容に一抹の不安を感じていたので、学校とモン太の対応どちらにもちょっと驚きでした。
親子でひとまず一安心した初日でした。