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「現代のリアル」 インサイトシリーズVol.1

今回から、インサイトシリーズとして日々の業務や生活の中で捉えたカルチャーインサイトやユーザーインサイトを定期的に書いていきます。

第一回目の今回は、「現代におけるリアルな表現とは」です。

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現代のリアル

これまでの社会は、より現実的に、合理的に、建設的に、角を立てず、良識を持って物事を推進していく。という大衆心理を抑制と統制という名のものとに正当化した考え方が物事を図る価値基準であった。

それらの価値基準が、デジタル時代の到来を迎え、個やコミュニティー単位の発信力が高まった背景によりダイバーシティな価値観や千差万別の個性といったマイノリティーが勢力を増し、いかなる分野においても多様性を受容していくことが必要になった。

多様性を受け入れること、それは、
伝統と現代、前進と後退、仕事と遊び、リアルとバーチャル、理想と現実、本音と建前、光と闇など、画一的な価値基準ではなく、マイノリティーな価値感を含め、相対する価値、つまり、混沌(カオス)を受容することであると考える。

現代のリアルとは、 既存のスタイルと混沌が溶け合ったものから生まれる新しいクリエイションとしての表現なのではないか。

むな

誰が発信するかじゃない、何を発信するか。