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うつ日記:ホープを見つけよう


 病院帰りのカフェベローチェ。長らく読んだり書いたりして、あー首痛え〜と気まぐれに頭を後ろに倒したら「バキッ」と音がした。怖い、首怖い。

 病院の先生に、今年も梅雨が来ます。すでに調子悪いです。あと就労支援事務所に熱心に話しかけてくる人がいて怖いです。という話をする。
 朝にタンパク質を摂ることと、別の就労支援事務所を見学してみることを勧められた。朝のタンパク質は夜のメラトニン(眠くなるホルモンだったような)を生成するらしい。カフェラテに混ぜてるアーモンドミルクを豆乳に変更することにした。


 病院の待合室にかけてある絵なのか写真なのかわからん額縁に「hope」と書いてあってキレそうになった。なにが希望じゃい、こちとら常にお先真っ暗なんじゃ。
 出かけに電車賃をチャージしようと、コンビニでお金をおろしたら残高が1万円切っていて目を剥いた。しばらく引きこもらなくちゃと思いつつ、出かける予定は無限にある。寄り道をしない、どりょく。


 日高屋でお腹を膨らませたあと、ベローチェに入る。昨日から東川篤哉の『館島』を読み返していた。時々下らないジョークが混ざるけど、面白い。大好き。
 合間に椎名誠の短編集『蚊』も読む。「さすらいのデビルクック」を読んで、動物のお医者さんを思い出した。

 最近しおりを紙面に当てて、読んだ行を隠すことで文にピントを合わせやすくする小技をしている。特に文庫本で活躍する。
 目が疲れて読む気が薄れてきた時も、サッとしおりを当てればスラスラ読める。やったね。

 合間に、Googleドキュメントをスマホで開き、書き途中の小説を一度原稿用紙に書き写す作業をする。すると不思議と、思いつかなかった結末や主人公の新しい行動、思いが発掘されて些細な希望を感じられた。とてつもなく時間がかかるかもしれない。しかし確実に、物語は完成に向かっている。

 明日は風邪明け初めての就労支援事務所だ。話しかけてくるあの人をやんわり遠ざける小技も手に入れたいなぁ。

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