最近の読書風景、他

　父が昔「寝る前は短編集を読むと良い」と言っていた。おそらく、短編ならすぐに読み終わってすんなり眠りにつけるという意味だろう。だが私は、短編集の方が眠れなくなる。一編読み終わると「次も・・」とついページをめくってしまうため、「まだまだあるし、続きは明日ね」と諦めがつく長編よりずるずると読んでしまいがちだ。

　最近、本屋に入ると無傷で出てこられない。金銭感覚がおかしくなっている。近所のマックがウーバーに現れなくなって、引きこもり時の散財は無くなったが代わりに出かけた日のお金の減り方がえげつない。面白そうな本を見つけて、１０００円未満だとひょいと買ってしまう。加えて図書館で借りて来た本もあるため、「今すぐ読みたい」本が積み上がっていく。

　夏の夜にコンビニに行くのはとてもワクワクするけれど、冬は大して盛り上がらない。寒いせいか？土日はリビングに人がいて自由にできないから、文章がなかなか書けない。いや、自室に書く環境が無いのが悪いんだけどね。やることもなく、惰眠を貪り転がりながらYouTubeを見たのち、腹が減ったらコンビニへ行く。
　母がリビングで『ごめんね青春』を見ていた。木更津キャッツアイもそうだけど、記憶の数倍展開が早くて意識が持っていかれた。たまに聞かれる「おすすめのドラマは？」という質問、せっかくネトフリで見れるし、『ごめんね青春』と答えよう。

　コンビニでたくさんポテチを買ってしまった。早寝早起きを頑張ったご褒美ということで…ワカコ酒読みながら食べようそうしよう。

　明日また平日が来る。早寝早起き、図書館で借りた本を全部読んでしまおう。スティーブン•キングと村上春樹の読み心地が似ている気がする。

　ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。