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終わりを恐れる日々


 早寝早起きが、1週間程度続いている。朝起きてご飯食べて、少し昼寝して外に出るルーティーン。朝起きれたというだけで時間と心の余裕が増え、豊かな生活が約束されるなんて…。
 就寝時刻は大して変わっていない、ちゃんと朝起き上がれるようになっただけだ。寒波が去ったと同時に調子が良くなった。今私は、この早寝早起きが途切れた時のことを考えている。怖くて仕方がない、その時が来たら私はどれくらい落ち込むだろうか。

 考えられるパターン1、押し黙り引きこもる。ウーバーでマックを頼み永遠に咀嚼を続け、スマホゲームに逃げる。
 考えられるパターン2、家族に八つ当たり。「あんな調子乗ってたのに早寝早起き途絶えてやがるって、思われてるんだろうな…」と勝手に考え、家族に対して不機嫌になる。書いてるだけで自分が嫌いになりそうだ。今のうちに何かリカバリー策を講じておこうか?

 早寝早起きが途絶えた時…おそらく早起きができず昼過ぎか夕方に起きてしまった時。今から活動してもすぐに夜が来てしまう、おそらく私はショックで真顔になっている。真顔でリビングの床に座り、ソファの上のクッションを一つずつ引き摺り下ろして膝の上に積んでいる。
 外は夕焼けだ、大して綺麗でもない。レースのカーテンでよく見えないし。そろそろレースだけじゃなくて、布のカーテンも閉めないといけない。なぜならもう夜だから!夜に部屋の明かりをつけたままレースのカーテンだけの窓!外から部屋が丸見えだ。そんな時、私は落ち込んだ自分のために何をすればいい?

 気持ちを切り替える、そのためにヤカンでお湯でも沸かそうか。ヤカンで沸かしたお湯で淹れるお茶は、ティファールの湯沸かし器で沸かしたお湯で淹れたお茶より美味しいらしい。へー。
 初めての挑戦で失敗を塗り替えよう。ずっと前を素通りするだけだった飲み屋へ赴いて1人でお酒飲んでみようじゃないか。おでんとか、頼むといいと思う。肉じゃが食べたいな、母も私も作らんから。

 フン、考えてみれば失敗なんて怖くない。本当は怖いけど…このnoteを書いたおかげで少し覚悟が出来た。恐れすぎると失敗が近づく気がするから、怖くなくなるのは良いことだ。

 ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。🛌

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