私は私のここがすき(海外在住30代女性の本音)


#私は私のここがすき

久しぶりのnote。
数ヶ月のうちに季節が変わり、カナダはすっかり冬になりました。
もう何度か雪も降っていて、手袋や帽子は必須。
この冬の感じも、慣れてきたので嫌いではないけど、
行く場所に飢えている感じは否めない・・・。

何を書こうかなと迷ったので、既存のテーマをピックアップしてみました。
私は私のここがすき。

そうですね。実はほとんど好きです、自分のこと。
これは、歳を重ねて良かったと思うことの一つです。

私はよく落ち込むし、そんなに自分のことをポジティブな人間だとは
思わないのですが、でも好きかと聞かれれると好きなのです。

思春期はこういうことでよくウジウジしていました。
他人が自分をどう思うかとか。自分が自分をどう思うかとか。
はたまた、自分が他人をどう思うかとか。

自分の何が好きか、なんて考える前に存在として自分を認めてあげたいという
気持ちが強いです。他人を認めたり許したり好きになったりするように、自分も。

20歳まで、日本の田舎でじっとり過ごしていたのですが、
ひょんなきっかけで少しずつ海外に行く機会が増えて、
どんどん自分の弱さと小ささを感じていきました。限界と呼べると思います。
でもそれと同時に、よくやっているよ、自分、という気持ちも増えていった。この顔、肉体、精神で人生を過ごす決意みたいなものが
外に出ることでどんどん固まっていきました。

以前、日本で職場の人と話していて、
「私すごい真面目なんですよ」とサラッと言ったら
「それは普通自分で言わないよ」と笑ってもらったことがありました。
「真面目な人はこういう時に真面目ですって言わないと他で言うとこないんですよ〜」って返したら、よくわからない顔をされていて、みていて面白かったことがありました。

日本が〜、海外は〜、とか言えるほど経験があるわけではないのですが、
日本にずっといると謙虚でいることと自分を卑下することを混ぜて考えてしまう
ことが結構あったかなと振り返って思います。
自分に足りないものに焦点を当てがちというか。
人間だけじゃなく、物事全般にも言えると思います。加点を嫌う。
見かけも考え方も、日本人しかいないと、そうなっちゃうかもしれないですね。
他の要素を少しでも知ると、こっちもいいじゃん、あっちもいいじゃん。
存在することで何かマイナスになることなんてなかった!って
気づくんですけどね。
日本人でいることって本当はとっても温かくて居心地のいいことだから、
もっと自分でそれを認めてあげたいものです。

今、私には子供がいるのですが、もし彼女が自分を好きになれず、
足りない、満たされない感覚になったらどんなことを言うのかな。

きっと外の世界に連れ出して(つまりその時にいる場所を離れて)
知らない言葉や顔、考えに触れてみようって誘うかな。
好きとか嫌いとかいう価値観の前に、認めるべき絶対的な存在に気づけるように。

自分が人生の一生のパートナーであり続けること。
パートナーを愛さずには旅はできないこと。
それがわかったら、自分のこと、もっと愛したくなると思う。
(ここ最近グダグダしていた自分にも言い聞かせたい!)

あぁなんだか乱文になりました。
今日も、いい日に、いい夜になりますように。
自分をぎゅっと抱きしめてあげましょ。




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