私的考察。「エンタメを極めると、世界の戦争が終わる可能性について。」
■概要。(2021/10/06)
「”言語化”が通用しない海外に対して戦争を終わらせる為の狙いを、「共通の競技」「リスペクト」をテーマに勝手に考察してみました。」
大元の自前過去記事: https://note.com/arx8leva2/n/nbbfe657e15c9
■以下、私流の「学習の痕跡」。 (自身の考察編)
※普段の西野サロンの過去ログの検索は、こちらから。
■前回の要約。
「聴く気がない人にも伝えられるメッセージは、もはや非言語的なコミュニケーションしかない。それでもその悲しみを表現しようとすると、大抵の人は「暴力」位しか思い付けないから、そりゃ戦争は毎日生まれるよね。」というお話。
■本題。
おはようございます。目下言語化チャレンジ中の中崎雄心です。よろしくお願いします。
さて、今日は「互いの解像度が一致しないと、そりゃ解釈違いの大戦争しかないけれど…」というお話をしたいと思います。
国内戦の戦争は「言語化」で戦乱を収められるけれど、じゃあ海外戦のような「言語を介せない場合」は一体どうしたら良いのか。
現在の考察をまとめてみようと思います。
それでは、はじまり、はじまり。
■「言葉」ではなく、「理解度」が噛み合っていない。
そも何故人は争うのか。
単なる殴り合いでさえ人々は「ボクシング」という競技にまで洗練させて来たし、競技を通して互いを称えう平和の祭典「オリンピック」だってとうに根付いている。
彼らは互いに用いる言語は異なるが、それでもスポーツマンシップに則り「敬意」を示し合うことが出来ている。
何故か?
理が同じだからだ。
互いに「これを満たせば勝利」「これを怠れば敗北」「この一線を越えれば戦争になる」という大前提が共有出来ている。
互いの理への解像度が、競技を通してガッチリと噛み合っているから、そこに戦争はない。
一流は一流を知る、というやつである。
なので、逆に同じ言語を用いていても…
「一流」と「五流」の間では、理解し合えない部分はどうしても出てくる。
未熟自体は全然問題ないが、「バットでふざける」「ユニフォームを尻に敷く」などの「不敬」が特にそう。
「五流」は明確な地雷だ。
そこにリスペクトがない限り、戦争の火種は遅かれ早かれ生じるのは仕方ないのである。
■では、人類全体が「一流」で無ければならないのか?
理想的ではある。
誰かを蹴落とす事なく、互いが互いに対して敬意を払い、ウデを上げ、更なる良いものを作り合える世界は、きっととても誇らしい。
ただその為には、そもそもの「教育」の機会が必須だ。
私たちはアフリカ奥地の土着の文化を学ぶ機会はそうも無いし、どころか「自国内の教育」さえ満足に出来ていない国々はまだまだ多い。
「敬意」は深い理解あっての産物なので、そも教育の機会がない貧困/戦争地帯では学ぶ時間が作れない現状では、全員が全員一流へと至る事は現実的ではない、
教育が無ければ戦争しか選び取れないのに、その戦争の所為で教育の前提を満たせないというジレンマが生じている訳だ。
※ま、この日本でさえこうして学んでくれる人はあまりにも少ないので…
今日もテレビやヤフコメ、Twitter等でで目下元気に戦争中なのだが。
これでは、いけないね。
■それでも尚、互いの理解度を合わせようと思ったら。
「非言語」でさえ尚通じる新たな競技」を導入するしかない。
少なくとも、既に全員参加可能な「暴力」「戦争」は却下。テクノロジーと物語と歴史と英雄は生み出してきたが、いい加減そろそろ飽きている。
当事者は必死だが、そもこの競技ルールはそろそろアップデートされて然るべきだ。
「スポーツ」や「食」もイイね。
人類は未だかつて「人体」というハードウェアから脱却出来た試しがない。
少なくとも、生まれた瞬間は間違いなく「人体」が標準装備だ。
※スワンプマン(思考実験で有名な化け物)に喰われなければ、だが。
人類共通のフォーマットを通して参加出来る、非言語の競技は結構おススメだ。
で、実は現代の「第二の人体」とも言える装備がある。
それは…
■スマホを通したエンタメは、世界全員が参加出来る新競技。
つまり、インターネット。
「芸術」や「アート」と言ったエンターテイメントこそが、今こそ世界の全員が参加出来る「新競技」とも言える。
別にお金持ちでなくとも、工房に弟子入りしなくても、誰もがYouTubeなりで独自に学習して世界にエンタメで参戦出来るのが、現代の「スマホ」がもたらした大きな大きなイノベーション。
全人類が「非言語の発信手段」を覚えた為、やろうと思えば「誰もが非言語のまま受信し合える環境」は既に整った。
なので後は、圧倒的なクオリティで問答無用で全世界の「過処分戦争用リソース」を根こそぎ奪って仕舞えばイイ。
「戦争で自分の想いを表現するよか、エンタメに参加した方がもっと”分かって貰える”し”食っていける”じゃん。」
こう思い付かせれば、後は自然に戦争がオワコンになる。
少なくとも日本では、江戸時代に「歌舞伎」「浮世絵」といった形の文化バトルは成立している。
あれほど飢餓や災害と言った不満を抱えていた時代でさえ、お上に逆らって一揆を起こすよか、歌舞いてバズってエンタメで勝てば生活が豊かになるじゃん、と思い付いてはいたのだから。
既にGAFAに世界を天下統一されて、かつ衣食住に対しての不安が大分なくなって来た現代なら、実は…
とっとと己の作品を作って、世界中に”日本式アート全盛時代”を思い付かせるのが、今一番良い世界平和への道なのかもしれないね。
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