死にたくないでしょうね【愚か者の時代にいる】
前置き。
この記事は映画の感想なので、環境問題の詳細は個人でリサーチを。
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愚か者はまぎれもなく、わたしたちだ。
この期に及んでまだ発展を目指しているが、待っているのは崩壊。
それを理解している人だって、いまの暮らしを捨てられない。
飛行機に乗って旅行するのは禁止されるどころか、もっと多くの人に利用させようとしている。
燃費の悪い高級車に乗るのはステータスで、それは世の中ではかっこいいものとされている。
会社はもっともっと稼ぎたいから、商品をじゃんじゃん作っていく。
工場からはどんどん煙が出て、消費者のゴミもわんさか増やしていく。
地球温暖化なんて忘れて生きてるんだ。
個人的なロマンに満ち溢れた生活。
この生活にいつ規制をかけるんだろう?
いまもまだ2009年
「愚か者の時代にいる」は2009年に公開された映画。
でも、昨日作られたばかりの映画に感じた。
つまり、10年以上経った現在とさほど変わらない。
この映画では2055年に世界が滅びていて、ひとりの男性が過去の世界を振り返っていくストーリー。
世界が滅びていく未来予想のシーンも理にかなっているし、人間の愚かさを最大限に見せてくれている。
さて、2055年、あなたは何歳?
あなたの子供は何歳だろうか?
死にたくないでしょうね
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