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【色んな異論】夏の甲子園は女子生徒も参加可とするか「全国男子高校野球選手権大会」に名称変更を

今年の夏の甲子園、入場行進のときに兵庫県立三田西陵高野球部の東尾凛さんが先導役を務めました。

彼女は選手として入部し、練習試合では捕手として遠投85メートルの強肩を武器に相手走者の二盗を封じ、また、打撃では3割以上の打率を誇ったそうで、昨夏、主将になりました。

そんな彼女も選手として公式試合にでることはかないません。なぜなら、高野連(日本高等学校野球連盟)の規定に、試合に出場できるのは「その学校に在学する男子生徒」(「大会参加者資格規程」第5条「参加選手の資格」)と書かれているためです。

この規程により、東尾さんのような選手が希望しても試合に出られない状況になっています。

高野連は、来年の参加者資格規程においてこの「男子生徒」を「生徒」に変更することが望まれます。それが東尾凛さんなどがあこがれた甲子園への道を開くからです。

しかしもし、それができないのなら、即座に大会の名称を「全国男子高校野球選手権大会」とすべきだと考えます。

女性の参加を排除しながら、今の「全国高校野球選手権大会」という名称を使い続けるのは、あからさまな差別だからです。

ちなみに、マラソンは女性には過酷とされ、長らく参加できませんでした。しかし、1972年に初めて正式に参加が認められました。つまり、今年でちょうど50年にあたります。

高校野球では、女性がマネージャでもグランドに入れないのを「危ないから」と理由づけしていますが、50年以前の発想のような気がします。




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