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poem 春遥か彼方から

春遥か彼方から
ちろちろと水が流れる

春遥か彼方から
そよそよと風が吹く

春遥か彼方から

もういいかい
まぁだだよ

まだあどけない光の子
暗い土から顔出した
小さな木の芽と遊んでる


ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。