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17年前の恋に決着をつけた

以前17年前に決着が付かなかった恋の話(ただしゲーム内のこと)について書いたのですが、その後どうなった?ということをまた書いてみようと思います。

17年前の恋・あらすじ

おじいさんの牧場を継ぎ、ミネラルタウンで牧場生活をスタートさせたむっかー。

買い物ついでに立ち寄った図書館で司書のメガネ女子・マリーに出会い、一目惚れ。牧場での仕事の合間に足繁く図書館に通う日々が始まった。
新生活にも慣れてきた夏、海の家を営業する為にやって来た青年・カイと知り合う。根は良いヤツなのに軽いキャラのせいで街の男性からの評判は最悪。心配したむっかーは海の家にも通い、後に親友となる。
そんなカイにゾッコンなのが、天真爛漫女子のポプリ。夏の間しかいない彼に「カイについていきたい」と猛アピール。カイを取られると思ったむっかーは彼から気を反らすため、ポプリにアピールを開始。マリーとの仲も続いていて、泥沼の四角関係へと発展した。

牧場生活も3年目に突入した夏。マリーとはプロポーズ待ち、という関係になったものの踏み切れないでいるむっかー。マリーと結婚すれば、ポプリはすぐにでもカイと結婚するだろう。かといってポプリと結婚するつもりはないし、同性のカイとは結婚出来ない。
結局誰を選ぶこともなく、むっかーの牧場物語は終了した。
17年後、リメイク版『再会のミネラルタウン』がNintendo Switchで発売。男女どちらでもパートナーに選べる様になった世界で、むっかーはかつての恋に決着をつけるべく新たな牧場物語に挑む…!

再会・マリー

17年ぶりに帰って来たミネラルタウンは町の構成こそそのままですが、グラフィックはとんでもないくらい綺麗になり、操作も現代に優しい仕様になってて感動!ただ今回の目的はあくまでも”恋の決着”なので、牧場生活はそこそこに図書館へ。

髪型も服装もおしゃれ!!

17年ぶりのマリーちゃんは、平成の文学女子から令和のおしゃれ文学女子へと大変身を遂げていました!相変わらず本が好きで、毒キノコで大喜びする謎の感性はそのままなので安心。17年前と同じく、仕事の合間を縫って図書室に通います。仲良くなるとイベントが発生しますが、この内容も基本的にリメイク前と同じでした。

再会・カイ

春が終わるとカイがミネラルタウンへやってきます!実はフライングで春の月30日にやって来るのですが、17年前は知らなかった為立ち会えず。今回遂にそのイベントを見る事が出来ました!

海の男感が強かったリメイク前に比べてスマートな見た目。チャラさがアップしてなくて良かった…。

マリーとの大きな違いは、カイのイベントがリメイク前より大幅に増加していること。17年前は「春の月30日フライング登場(しかも見逃した)」「海の家のお手伝い」の2つしかなく、あとはビミョーに変わる日常会話を楽しむしかなかったのです。一応女性主人公版の「forガール」で追加されたイベントと同じなのですが、そちらは未プレイだった為、カイのイベントがこんなにも楽しめることに感動…!

おまけの再会・ポプリ&リック編

泥沼四角関係に巻き込んでしまったポプリとその兄・リックももちろん登場。ポプリはカイがやってくれば早速アピールを始めるし、リックはそれを見てカイと揉めるし…17年経っても愛憎渦巻く牧場物語の予感。

ポプリは前とそんなにイメージが変わらずかわいらしい子。とてもドロドロに巻き込めない!!
リックがインテリメガネキャラっぽくなり、カイのチャラさが消えた為、カイがいじめられてるみたいに…。

しかし、新しいミネラルタウンにはそんなドロドロ物語の劇場は用意されていませんでした。

仕様変更により、ライバルキャラクターは結婚しなくなりました!!

つまり、マリーと結婚してもカイとポプリは結婚しません。なので今回はポプリを巻き込む必要がなく、17年前最大の問題だった四角関係を作らずに済むのでした。ということで安心して本筋の決着へと進みます。

恋愛イベント・マリー

前述の通り、マリーのイベントはリメイク前と同じ。図書館司書として働きながら小説を書いているマリーを応援するむっかー。イベントを重ねるごとに彼女の作品に影響を与えていきます。


大人になってプレイしてみるとマリーはすげえ良い子だなと思いました。登場女子キャラで一番大人しい子だけど芯がしっかりしていて、仕事と夢どちらも頑張っている。家族仲もとても良くて、休日には揃って山登りをしたり雑貨屋でショッピングを楽しんでいます。
17年前は見た目で好き!って感じだったけど、今は人間的に惹かれるなあとイベントを重ねながら思うのでした。ポプリや他の女子キャラも当時とは違う魅力がありましたが、やっぱりマリーだなあと!

友情イベント・カイ

17年前はイベントが少ない為パーソナルな部分が見えてこなかったカイ。今作の追加イベントでその辺が明らかになっていきます。カイは父親とソリが合わず、家を出て1人街を転々として過ごしている。そんな中で見つけたミネラルタウンでもリックを始め男からの評判がすこぶる悪く、気にしていない様で内心悩んでいる…ということでした。


イベントを一通り見て思ったのは、17年前から知っておきたかった…!ということ。こっちは勝手に親友だと思い込んでいましたが、カイの家族のことや向こうがどう思ってくれているのかは知る術がなかったもので…。今回17年越しにカイにとってむっかーは大切な友達になれていることを知れたので良かった!

新システム・恋人&親友期間スタート!

マリーとカイ、ここまで全てのイベントを終えましたが、見事に対照的な2人。どちらにも魅力があり、選ぶのは難航しそう…。ということで再会のミネラルタウンから追加された恋人&親友期間がスタートです!

リメイク前はイベントを3回こなすと結婚まで進めるのですが、リメイク版からはまず告白をして、恋人&親友イベントを更にこなした上でいよいよパートナー選びとなります。

恋人と親友は同時に複数人なれる為、もちろんマリーとカイの2人に告白時に必要なプリザーブドフラワーを渡します。

ここからはどのイベントも初めてなので、改めてフラットな気持ちで2人と向き合っていきます。


恋人イベント・マリー

恋人期間のイベントも基本的に本、小説絡みのイベントなマリー。しかし、恋人期間イベントではあまり語らなかった内面の話をしてくれます。

こう言ってもらえるのは嬉しいね

マリーは他のキャラクターと比べても町の人々と関わりがそこまでなくて、自分の目標にひたすら邁進している子。私は私!という印象でしたが、このイベントではポプリやカレンに合う本をオススメして仲良く笑う姿がありました。そんな風に変われたのはむっかーのおかげだと、、

ある意味極秘情報とも言える未完成の小説ネタを教えてくれるなど、マリーからの信頼をひしひしと感じられる様になりました✨

親友イベント・カイ

一緒に脱走したニワトリを追いかけたり、カイのご飯を食べたりのんびりムードな関係。
しかし、最後のイベントで大きな変化が…!

雑貨屋で夏以外のミネラルタウンについて聞くカイ。むっかーが現れると慌てて帰ってしまいました。

夏が好きで、夏を求めて渡り歩くカイが、ミネラルタウンでむっかーと一緒に過ごしたいと思ってくれたのです!!

そして2人のイベントが全て終了。最後に選べるのはどちらか1人だけ。夏が終わるまでに答えを出さないとカイがまた離れてしまうので、ここで決めなくてはなりません。


17年目の決着












迷いに迷いましたが、カイと大親友になることを決めました!!
…と言っても最後のイベントでほぼ固まってはいたんですけどね。
あんなこと言われたら一緒にいるしかないやん!!!

マリーはきっと夢を叶えられるし、恋人ではなくなってしまったけど、仲間としてしっかり応援したいと思っています。

ちゃんと救済イベントもあり。

そんでもってカイとの生活ですが、まあ楽しい!

しれっと名前呼びに変えた

朝起きて、お互い日中は仕事。帰ってきたらまた一緒に過ごす。夏だけじゃなくて、秋の月見も冬のクリスマスも春の餅つきも全部一緒に過ごせる18年目。新しくなって再会できたミネラルタウンに、感謝の気持ちでいっぱいです!

そうこうしているうちにswitch onlineでニンテンドウ64の『牧場物語2』が配信されました!ミネラルタウンとは違うけどこちらにもマリーとカイが登場します。そちらもプレイして、また書いてみようかな!


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