見出し画像

シアターウルについて

 シアターウルは、もともと京都市内の右京区という地域に拠点を置いた舞台芸術アーティスト集団です。舞台芸術というのは、演劇・ダンス・音楽・ミュージカル・伝統芸能など「舞台」上で行われる芸術を総称して

 右京区という地域は京都市内の中でも2番目に人口が多い区ですが、老若男女・障害の有無を超えて交流できる場が少ないため、 シアターウル代表であり舞台監督であり生まれ変わっても舞台の仕事をやりたいと思っている吉田宇留と、シアターウル副代表であり地域演劇を盛り上げるために長年活動している演出家の務川智正と、シアターウル制作であり京都の公立劇場に長年勤務し舞台芸術に携わってきた井上礼子とが、舞台芸術を使って文化的芸術的な居場所を右京区に作ってみようという声をあげ、その趣旨に賛同した演劇や人形劇や音楽や美術などのアーティストおよびプロの照明家10名が集結し、2019年に任意団体『シアターウル』を立ち上げました。そして2019年から地域の方々に向けていろんなジャンルの鑑賞系イベントを行っていたところ、2020年3月頃からはコロナの影響でイベントは中止を余儀なくされました。団体名である「シアター」は劇場という意味ですが、劇場は生の舞台芸術を見せる場であります。舞台上で生身の人間が演じ、歌い、踊る・・・演じる者とそれを観る者が同じ空間を共有してこそ伝わってくる ❝エネルギー❞を大事にして、生に拘って団体名に「シアター」と付けました。

 コロナ禍でオンラインが当たり前の世の中でオンラインはオンラインの良さはありますが、私たちは何かもの足りなさを感じていて、生の舞台の魅力とは何ぞやということを考えさせられたり、表情やしぐさなどの非言語的なコミュニケーションの大切さを感じさせられ、やはりこれからも生に拘っていきたいと思っており、状況を見ながらイベントを細々と再会しております。

今回、募集した企画はシアターウル、最期の声で、このままでは来年にはシアターウルもなくなります。

京都に演劇のエネルギーでいっぱいにしたいです。ぜひ、メールで募集してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?