学校に行く、ついて思う事
明日は次男が部活の県大会に出発する日。
開催地が遠いので、出発時間が早い。だけど、普段から5時過ぎに起き6時過ぎにうちをでて、朝練してから学校スタートしてるから、本人は大丈夫だと言う。泊まりの支度も、私がする前から自分で用意し、LINEに送ってもらった先生からのプリントを何回も見て自分で衣類をきれいにたたみ、小さくまとめている。普段父親やばあちゃんがかなりチヤホヤと世話をやくため、私は気づいていなかったが、彼はすっかり自立し、自分の事を自分でできる。
かと言って、先生からのプリントを紛失しバタバタ探す私を責めない。さっさと友達にLINEで"プリント送って〜"と頼み、私が起こした問題を解決してる。偉そうにしない。思春期なのに親に威張らない。情緒が安定してて、トロい親にも優しい。
たまたまちょうど同じ年齢の全国を旅する少年について、時々ネット記事を見た私が話題に出すが、次男はあの話題に大した興味を持っていない。大人達の関心の割に、同世代の子らは、おそらく何の興味もない方の方が多そうだ。あの年代は、自分の事でめちゃくちゃ忙しいので。
私もたいがい自由な子育てしてきたつもりだし、宿題には反対派だし今までの学校生活やルール事にも意見がないわけではない。ただ、ちょっと前に比べて「学校」の偏る点に、SNSのおかげで閉鎖されず多くが気づき、改革へ随分と動き初めているのは実感する為、時間はかかるだろうが、学校、義務教育は無駄だ、とは思われない場になっていくかと思っている。
中学入りすぐ、部活が予想外に忙しい中での多量の宿題には、次男自身も大いに反対し文句をいいながらではあったが、やらぬ日はなかった。私などすぐに、宿題出しすぎだ、といつでも学校に伝えるよ!と言うが、伝えなくていい、と次男に拒否られてきた。親がしゃしゃりでる幕でない、と制したのだろう。だから黙って見守るか、わっしょいわっしょい頑張れ頑張れと横に座って応援に呈した。
自分の勉強机は物置にし、中学で与えた姉の部屋と姉デスクは、デスクトップパソコンを置きそこでマイクラをしてる。ノートを広げる隙間はない。
だから次男はリビングの広い台か、私がキッチンにいる時はダイニングテーブルで宿題をしてる。
私の横にいる為、彼の毎日の宿題内容が、どういうものかは私もだいたい把握してはいるが、思考より繰り返し、書き写しで量が多いと思う。毎日毎日。19時に帰ってきて、食事して、風呂入り、ゲームし、宿題。22時過ぎに寝るまでに3時間ちょい。これじゃ思考する暇などない。またヘトヘトだ。英単語の意味は辞書を使わずスマホでググり、そんな事で大丈夫か、と思うが、そのくらいの適当さでないと、睡眠不足になってしまう。
部活の顧問の先生からは、明日は泊まりだが、観光旅行じゃない、と厳しく指導されているそうだ。宿のTVも視聴不可になっている。今時の子はTVみないからそれはよいが、スマホもゲーム機もUNOも持ち込み禁止。宿題を持ってくるように、とプリントにある。次男はもう済ませたらしく、本を読む、と、いつものビブリア図書館を持参している。
全てをすまし、寝る前体制に入ってる次男は、今は友達からもらった、という、スプラトゥーンの武器の射程一覧表をみて武器の研究している。私も冬休みに次男にスプラトゥーンを習う予定。その表を横から眺めたら、武器について、各々メリット、デメリットを教えてくれた。どうやって手に入れるかも習った。
この親にして此この子あり
という言葉があるが、例外もあるよね。私の子がこんな素晴らしい子、と我ながら驚く。(毎度親バカである)
親だけでない、全ての環境が子を育むと思う。そう考えると、価値観も文化も違うたくさんがあつまる、保育園、幼稚園、義務教育の学校に行く、という事は、人の成長にはやっぱり大事、必要、に一票かなあ、と思っている。
※次男と違い、長男は小2時、先生が怖くて不登校になりました。私は長男の気持ちを支持し、学校に行かせませんでした。結局転校し、その後長男は皆勤賞でお休みはしませんでした。なので、学校行けない、を、否定はしない立場ではあります。
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