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「願い」って逃げがちだし隠れがちだから。

唐突に申し上げますけどね、「広告」って「願い」だと思うんです。

そもそも世の中に上梓する商品やサービスって「願い」ですよね。これを食べてどこぞの誰かが美味しい顔をしてくれたらいいなあ、とか、こんな人のこんな助けになるといいなあ、とか、世の中をこんな風に変えたいなあ、とか。

広告って、その商品やサービスが、世の中の人たちと、こんなふうに関われればいいなあ、って「願い」を叶えるためのものでありたいと、私は思います。

だけど、「願い」を叶えるための「手段」が、あれこれいっぱいありすぎて、そして、それもこれもがキラキラしすぎていて、いつの間にか「願い」が埋もれてしまったりする。

もしくは「願い」を叶えるために、目標を立てる。目標を達成するためにKPI設計とかする、要件定義をする、・・・そうこうしているうちに、目標は達成したもののいつの間にか元になっている「願い」の影が薄くなっている。

もしくは、誰かの評判やなんとなくの雰囲気やそんなことに圧されていつの間にか本当の「願い」がすり替わっていたり。

そんなふうに「願い」って逃げがちだし隠れがちだから。

いろんなことの影に隠れてしまいがちな「本当の願い」に光を当て直す、そのお手伝いをグラフィックファシリテーションでできたらいいなあ。それが、今のわたしの「願い」です。



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