見出し画像

レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑦休職スタート

そして次の日の早朝。
アラームで目は覚めたのに中々起き上がれなかった。もう完全に遅刻だ。無理に起きて準備してると動悸がしてきて、ぜーぜーと息が切れた。何これ、もう頑張るの無理。行くのやめよう。
男上司Lにどうしても動けないので休みます、すみませんと連絡した。
男上司Lはその日は休日だったので、一応現場にも知らせないとなと、少しだけ1人業務になる同僚男Jにも病欠メールをしておいた。そしたら即座にこの同僚男Jの携帯から電話が掛かってきた。怖くて出られない。携帯から何度掛けても私が出ないので、同僚男Jはついに会社の電話からも掛けてきた。

何で彼から電話がくるの?と恐怖でパニクる。トップと現場に連絡したし、もう義務は果たした。同僚男Jは明らかに非モテ男子なのに、会う度に必ず頭ポンポンや肩のマッサージ、意味の分からないメールとかもしてくるので苦手だし、直接話す義理もない。悪いが無視しよう。

そして急いでオンライン診察で医者に3日間のドクターストップを出してもらい、男上司Lに転送した。
これでやっと無事に私の休職がスタートした。3日じゃ回復できないだろうから3日後に主治医の予約も入れておいた。この時ようやく私は心から安心した気がする。

その後の3日間の記憶が全く無い。手帳にも日記にも何も書いていないので何もわからない。ずっと横になっていたけど眠っていた訳では無い。でも外にも出ていないと思う。お弁当用にご飯やおかずや野菜のポタージュなんかを沢山小分けして冷凍ストックしていたので、それをチンして食べていた。とにかく異常に疲れていた。正にガス欠、エネルギー切れという表現がぴったり。

覚えていることといえば、男上司Lから3日休めば出勤できるか?とメールが来て暗い気持ちになった事。休職中の職場からの連絡というのは、息が止まり寿命が縮む。罪悪感とプレッシャーに押し潰されそう。でもこの状態では行けないのでそう伝えた。熱はないのに、とにかくもう横になっている事しかできない。普通じゃない。お願いだからもう休ませて。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?