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わが子のに名付けたい漢字が人名用漢字にない!?時の対処法


長男の話ではありません。

今年の5月に生まれてくる予定の子どもの名前のことです。

夫婦で一生懸命考えて、男だろうが女だろうが
この名前にしよう。

これしかないあり得ない。と、かなり腑に落ちた名前と漢字の一文字があります。

良い名前だね〜とウキウキ。

その次の日に旦那が

「この漢字って人名用漢字に登録されてるのかな?」

と言い出した。

私からしたら、何の話?とまず意味がわからなかった。

「国語辞典に載ってるんだから登録されてるでしょう、そんなもん」

と言うと

「いや、そうゆうことではなくて人名用漢字と常用漢字に登録があるかって話」

?だった。

なので調べると以下で出てきました。

「名」に使える漢字は『常用漢字』2,136文字+『じを人名用漢字』863文字の計2,999字と明確に決まっており、これら以外の漢字は子供の命名に使うことができません。
http://www13.plala.or.jp/bigdata/jinmei_kanji.html

もっと詳しくは法務省に使える漢字一覧が出ている。

ちなみに「名字」に使用出来る漢字は、あまり関係ないようです。

2999字…?最初の印象は少な!でした。

まぁ、それは良いとしてわが子に付けたい漢字を
2人で一覧から探す。

ない…

いや、キラキラネームでもあるまいし

字画も7画でシンプルなこんな漢字ないわけ…

なかったのです。

いくら探しても無いものは無い。

ネットでは色んな情報がごちゃごちゃでいまいち正しい答えがわからない。

いやいや、ちょっと待ってよ。

とりあえず次の日、市役所の戸籍関係の課に電話をして確認しようと言う話になりました。

電話をして確認した役場4箇所

1.市役所
2.家庭裁判所
3.法務局
4.法務省

1.市役所

朝イチで電話をして

「この漢字を名前に使いたいんですが、人名用漢字として使用できますか?」

と聞くと

ちょっと調べます、と言ってからすぐに

「使えませんね」

の即答。

「どうすれば使用出来るようになるんでしょうか?」

と聞くと

「いや〜わかりません…」

心の中では、わからんのかい!と思ったけど

「あ〜そうですか、わかりました」

と電話を切った。

この漢字しかわが子にはない!と思っている為、そんな簡単に食い下がることも出来ない。

2.家庭裁判所

ネットなどで調べると家庭裁判所に申し立てをするやり方がある、と載っていたのて

人生で初めて裁判所に電話をしてみた。

「はい、裁判所です。」

と言われただけでドキッとしました。笑

事情を話すと受付の女性から何やら裁判関係に詳しそうな女性に代わった。

検事さんとか?事務の人かな…

また事情を話すと

「戸籍関係のことなら弁護士さんか法務局に聞いてください。裁判所では申し立ての方法とかはわかりません…」

と言われた。

またもや、わからんのかい!と思ったが

「わかりました〜」と電話を切った。

3.法務局

弁護士さんに聞いたらお金かかるし

法務局に聞いてみた。

また初めから説明をすると電話口の男性はこれまでで一番親身に話し合いをしてくれた。

「人名用漢字は国の管轄なので法務省になるんです。それに省令で定められているので人名用漢字の追加をして欲しいと言って、簡単に追加を出来るわけではないと思います。
もし検討に入ったとしても何年かかるかわからないし、人名用漢字に登録されても次は名前の変更が裁判で認められないかもしれませんよ。」

ある程度下調べしたし、それは百も承知で申し立てる方法を知りたいだけだ。と話した。

無理なら無理で諦めるけど、出来る限りのことをしていないのに諦めることができない。

追加の申し立ての方法が知りたい!
と強くお願いした。

すると

「法務省のHPに相談窓口のカテゴリで文章を書き込むところがあるから、そこに

"この漢字を人名用漢字には追加をお願い出来ませんか?"

と投書して、さらに電話をしてみたらどうでしょうか?」

と、その方なりには考えてくれた案だったけど

そういうことではないと思うんだけど…
と不満。ながらも

「わかりました。やってみます。ありがとうございました。」

と電話を切った。

4.法務省

そして、文章は打たずにすぐ法務省に電話をした。

すると担当の男性は

「子どもが生まれてから出世届を出して、名前が不受理で戻ってきます。そしたらその不受理の紙を使って家庭裁判所に申し立てをしてください。」

と、あっさり回答。

「その期間の子どもの名前は戸籍上どうなるんですか?」

と聞くと

「戸籍上は"未定"となりますね。」

はぁ、なるほど…

とゆうことでとりあえず人名用漢字追加の申し立ての方法に辿り着きました。

市役所、家庭裁判所、法務局の方はみんな

「どんな漢字が使いたいんですか?」

と聞いてきたが

法務省の方だけそれを聞かれることもなく
あっさり回答終了。

とりあえず不受理になって裁判所から連絡があってから考えるからね、ということなんでしょう。

昼休憩に戻ってきた旦那に、

役所の得意なたらい回しの刑にあった話をすると

「やっぱり家裁の申し立てしかないと思ったよ〜、あとの裁判所への文書作成とか口頭弁論があれば僕がするね」

わかってるなら、はよ言え!と言った。

そこらの人よりか法律に詳しい旦那。
もしかしたら違う回答が出てくるかもと思ったから聞いてみて欲しかった。と

わたしのたらい回しの2時間…

おかげで勉強にはなりましたが。

でも未定のままってどれくらいの期間だろう…それもかわいそうだな…と私が言うと

「多分、家裁も同じようには捉えるから普通の裁判よりも結論は早く出してくると思う。
別に争うわけではなく申し立てだし、田舎の裁判所は暇だから大丈夫だよ。」

と旦那論。ほんまかよ…

1ヶ月くらいで回答が出たら良いけども。

長引くようならその時に考えよう。

どうなるかは分かりませんが、申し立てをすることだけは決まりました。

うまくいけば

「あなたの名前は私たちが人名用漢字に追加したのよ〜」

と言える名前をあげることができる。

無理なら無理で忘れられない思い出のエピソードのひとつになる。

また6月以降に申し立ての経過を報告します。

ややこしいことをしているムダにこだわりが強い私たちですが、応援してもらえると嬉しいです。

その前に元気な赤ちゃん産まなきゃな。

mugu






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