ドラマ『カルテット』の間取り
わたしはTBSドラマ『カルテット』にどハマりしていました。
もう4年も前になるんですね。
何にハマったかと言うと、出演者、演出の仕方、音楽、ロケ地、ファッションから、もちろんドラマのストーリー、空気感、もう全てに置いてドンピシャにハマっていました。
その中でも4人が過ごす軽井沢の別荘が建物から間取り、内装や家具まで素敵なんです…
少し古くノスタルジックな室内、吉村順三さん時代の設計というのか・・・
くすんだ色味の壁紙と木質感溢れる雰囲気は古い北欧感も醸し出していました。
間取りは雪深い山荘だからこその玄関の広さ。始末が良さそう。
仕事の合間にちょこまかと描いていましたが寸法不明なのと、柱のスパンもかなり怪しい図面ですが、イメージは大体合っているとおもいます。
色んな場面をつぎ足しながらだったので、以外と苦戦しました。
リビングダイニングはカーペット敷になっているところが、昭和のインテリアを彷彿とさせます。今ならメンテナンスを考えるとあまり住宅などでは使用されないと思います。
住宅ではなく別荘だから使ってみたのかな?
ダイニングとリビングには一段段差があって、天井もフラットと勾配に分かれていることから、スペースを分断しています。
私は間取りに段差を取り入れるのは好きです。段差が一段あるだけでちょこんと座れるくつろぐスペースができるからです。
バリアフリーの観点で言うとよくないのかもしれませんが…
キッチンは対面式ではあるけれどもコンロは壁側、メインシンクがダイニングに対面していてカウンターと一体型になっている。
これはコンロは対面側の壁際が良かったんじゃないかな〜と思ったりしてました。
キッチンに関しては最近いろいろと考えることが多いので、また別の機会に書きます。
そして先ほどもちらっと言いましたが、あのくすんだ壁紙。あれをリビングダイニングの全面に貼る勇気とマッチしている美しさ。プロの仕業ですよね…
わたしはこの壁紙は少数派にしか受けなのかと思ってたんですが、ネットで検索せると同じように探している方が多いことにビックリしました…
どのメーカーの品番などは結局わかりませんが、似た壁紙を見つけたので載せておきます。
現物は見ていないので実物がどうなのかは、責任はとれませんが、多分こんな色味かな?と思います。
わたしも自分の家を建てるときは、この色はぜひ取り入れたい。
外観もかっこいいですね~
よくぞこんな素敵な建物を見つけてきたなと、にくい。
建物から内装から普段の住宅設計の中で提案するには、クライアントの趣味が完全に合致していない限り難しいと思いますが、山荘の依頼があったらしたいなぁ・・・と妄想をしています。
『カルテット』と『大豆田とわ子と3人の元夫』のドラマの脚本家が一緒で
またもや素敵な空間が溢れているから絶対に観た方が良いと友人に言われて
いたけど『大豆田とわ子と3人の元夫』はまだ観れていないという。
しかも松たか子さん演じる大豆田とわ子は建築士役とか。
これは観ないといけませんね!
あと、今回noteを初めてPCで書きました。スマホより断然書きやすい!
mugu
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