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ふたりの幸せを祈って

引っ越しまで、一ヶ月を切りました。

今月半ばに退職してからは、いよいよ庭の整理に本腰を入れ、荷造りも始めた。

きのうは久しぶりに娘が帰ってきて、たぶんこの家で家族3人での、最後になるごはんを食べた。

そして今日は、娘と娘の彼と3人で外でお昼を一緒に。コロナ騒ぎでなかなか会う機会もなかったので、引っ越し前に会っておきたかったのです。

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彼とは以前、娘が大学卒業の直前、二人が一緒に住み始める前に挨拶したいと言ってくれて、夫と4人で会った。

そのときはとても緊張して、寒い日だったのに額の汗を拭き拭き…の彼だったけど (彼女のお父さんに会うのって、そりゃ緊張するよね)
今日は少しリラックスしてくれて、いろいろと話してくれた。

相変わらず、穏やかで優しくて、それがそのまんま顔に出てるような人だ。

甘えん坊で寂しがり屋で、でも負けず嫌いという面倒くさい性格 (本人も認めてる)の娘をおおらかに受け止めてくれてる。

新卒での入社早々、リモート勤務だった娘。
悩んだりつまづいたりした事も多かったよう。
彼はいつも励ましてくれ、結局転職したのだけど、その時もずっと支えてくれていたのだ、と娘から聞かされていました。

彼と一緒に住み始めてから、娘の心がとても安定しているのがわかる。悩みがちで感情が揺れやすい子だったのに。

彼がひとまわり上というのもあるかもしれないけれど、彼のおおらかさや穏やかさが、娘にも良い影響を与えてくれてるのだと思う。

お正月は彼の実家に、娘も初めてのご挨拶に行くのだそう。今度は娘が緊張する番だろうけど、彼のご両親だもの、きっと素敵な方だと思う。

仲良さそうに微笑み合うふたりの姿を見て、胸が温かくなるってこういうことだなぁ、なんて感じていました。

子が大人になると、親がしてあげられる事なんてほとんどなくて。
ただただ、幸せを祈ることしか出来なくて。

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彼からお土産にいただいたフルーツ大福。
留守番の、甘いもの好きな夫も喜んでたよ。

今日は、ほんとうにありがとう。

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