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専業主婦が10年ぶりに社会復帰して思ったこと

この記事は「Funds Advent Calendar 2023」12日目の記事です🎄

自己紹介

はじめまして、こんにちは。ファンズ株式会社の山本と申します。
ファンズでは代表 藤田のアシスタントを担当しており、プライベートでは中2男子と小5女子の2児のお母さんです。

ファンズに入社する前は実は専業主婦。10年ちょっとお仕事をしておらず、ブランクがありました。
第一子を出産するタイミングで前職の外資系金融秘書を退職してからはお母さん業一本。避けては通れない子供の小学校のPTAにも割としっかりと関わっていたのですが、とあることがきっかけで働くことを決意。そしてご縁をいただけたのがファンズでした。

このきっかけのあたりは書くと長くなってしまうので今回は割愛しますが、妊娠出産でお仕事を離れ、そして子育てが少し落ち着いて来た頃に私のように「社会復帰したいな」と思うお母さんの気持ちの応援になるのであれば、いつか書けたらいいな、と思っています。


さて、ファンズでは2021年12月半ばに総務として就業開始し、気づいたら2年(!)が経とうとしています(10日目担当のOpsの梶原のアドカレでも同じような内容を見たような…?)。
入社して2年。自分としてはまだまだ新人のつもりでしたが、どんどん新メンバーも増え、どうやら弊社では古参の部類に入るよう。今日はそんな私が働くママとしてファンズで2年間過ごし思ったこと、を書いていきたいと思います。

ファンズでママが働いてみて思うこと

●一言でいうと

ファンズでママが2年間働いてみて思うこと。
一言でいうと、とっても働きやすい職場です。

ファンズ代表の藤田も現役のイクメンパパ。役職員も同様に現役子育て中のパパママも多く、子育て世代が働く、ということにとても理解のある会社だなと感じることが多いです。

社会復帰した当初は「果たして仕事を続けられるのだろうか」「家庭と仕事とのバランスをうまく取れるのだろうか」と不安でいっぱいでした。そんな私も安心して仕事のスタートを切ることができ、こうしてお仕事を続けることができているのは、全社的に自然と根付いている「家族ファースト」という考え方だと思います。

私自身も上司や同僚に何度も相談し、試行錯誤しながら「どうしたら仕事を続けていけるのか」というテーマに対して、「家族ファースト」をベースに一緒に真摯に向き合っていただけたからこそこうして今があると思っています。

●家族ファースト

例えば子供の学校行事で仕事を中抜けしたりお休みしたりしなければならないとき。会社によってはそのような申し出も憚られるところもまだまだ多いかと思いますが、子育て世代の多いファンズではその旨をSlackで申告すると「家族ファースト」というあたたかなスタンプが誰ともなく押されます。

私自身のSlackへの投稿に押された「家族ファースト」のスタンプ
Slackのとあるチャンネルでお子様の体調不良を伝えた社員の投稿に押された
「家族ファースト」「こども大事に」のスタンプ


この「家族ファースト」「こどもを大事に」というスタンプ。
なんてことない、と思うかもしれませんが、特に子供の体調不良で仕事をお休みしたりセーブしたりしなければならない当事者としては、気持ちがとっっっっっっっっっても!楽になるんです。

私自身、子どもの怪我や体調不良での通院などでお仕事を休んだり中抜けしなければいけないときは申し訳無さの気持ちがいっぱいになるのですが、同僚からの優しい声掛けと、そしてこのスタンプにとても気持ちを助けられてきました。

たかがスタンプ、されどスタンプ。
Slackのスタンプにはその会社の社風が現れる、とよく言われますが、ファンズではこのような心があったかくなるようなスタンプが他にも沢山あって、スタンプに気持ちを助けられることも多く、手前味噌ながら心理的安全性の保たれた、とても素敵な会社だな、と感じています


社会復帰してみて感じた、復帰して「よかったこと」

先程はファンズで働いて感じたこと、を書いてみました。

ファンズが働きやすい会社なのはおわかりいただけたと思いますが、それでも久々の社会復帰。慣れない家庭と仕事との両立も大変なのに、なんでそこまでして今更頑張っているの?という疑問を抱く方もいらっしゃると思います(現に、友人何人かにも同様の質問を投げかけられました)。

そこで、私が社会復帰してみて一番に感じた「よかったこと」について考えてみました。

●子供に見せたい姿

私が社会復帰して一番良かったな、と感じるのは、自分が没頭して楽しみ、頑張れる仕事を改めて見つけることができ、その姿を子どもたちに見せることができている(多分見てくれている、筈…!)、ということです。

今年の頭に仕事の関係でとある資格試験を受験する必要があったのですが、仕事をしながら、お母さん業も両立しながら、の受験勉強は想像を絶する大変さでした。平日の日中は仕事と家庭とで全く勉強時間が取れず、全てが終わった夜中やスキマ時間に勉強の日々。試験の直前1ヶ月は睡眠時間も削り、週末も勉強に費やし、子どもたちにも負担をかけ、もしかしたら寂しい思いをさせてしまったかもしれません。

それでも、そんな私の姿を見ても一言も文句も言わず、ただひたすらに「お母さん頑張れ!」と応援してくれ、子どもたちのその言葉が私の支えにもなっていました

その後無事に試験には合格し、晴れて資格も取得することができたのですが、今でも子どもたちは「お仕事に行ってくるね」と声をかけると必ず、「お母さんお仕事頑張ってね」「行ってらっしゃい!」と声をかけてくれます。

これからも自分たちの一番身近な存在である母親が試行錯誤しながらも真剣に仕事に向き合い、楽しんでいる背中を見て、子どもたちなりに何か感じていてくれていたらいいな、と思っていますし、こうして家庭と両立しながら働けているのはファンズの「家族ファースト」の精神があるからこそ、だと思っています。

一人の社会復帰したママとして思うこと

冒頭に書いた通り、私は第一子の妊娠出産を機にお仕事から離れました。
理由としては、当時の秘書というお仕事は、自分の上司が仕事をしている限り、如何なるときも秘書としての仕事が発生するからです。当時私の働いていた会社では、有休などで仕事を休む場合には、他の秘書さんにお仕事の代理を依頼していました。子供が小さいうちは体調を崩しがちなことは知っていましたので、その場合は前述の通り他の方に代理を頼まねばならず、ましてや当時はリモートワークの概念など皆無で必ずオフィス出社が前提でしたから、子供を出産した後も仕事を続ける、という選択肢はなく、すっぱりと退職の道を選びました。

ママ友を見ていると結婚出産を機にお仕事から離れた方も多く、皆様とても多才で素敵な方ばかり。埋もれた才能がたくさんあるなあと感じます。
結果的に私はありがたいことにこうしてファンズにご縁をいただけ、スタートこそ異なりましたが、現在はフルタイムで働いています。

今はリモートワークも当たり前になり、働き方も働く理由も人それぞれです。
ですがそれでも、ブランクがあると採用されづらかったり、本当はバリバリ働きたいのにレジュメの段階で落とされてしまう。そんな声もちらほら聞こえます。一度仕事から「完全に」離れたお母さんが再度社会復帰し働くことは、やはりハードルが高いようにも感じます。

8日目のアドカレを担当した植田も今年育休から復帰した働くママ。植田もアドカレの中で書いていますが、試行錯誤しながら仕事と家庭とのバランスをはかっています。

パートでもアルバイトでも、派遣でも正社員でも、時短でもフルタイムでも、その他でも、働きたいと思う世のママたちがキラキラと輝ける、より自分に合った働き方が選択しやすい世の中により近づいていくといいな、と、一人の働くママとして思っています。

感謝の気持ちを忘れずに

こうして私が社会復帰できたのは、当時の私にファンズとのご縁を繋げてくださった派遣会社の方、採用してくださった当時の上司、そして家庭事情や働き方を理解してくれる上司や同僚の存在が今現在もあるからこそです。

なにより、私に母としての沢山のことを経験し成長するきっかけを与えてくれ、こうして応援してくれる子どもたち、そして仕事でどんなに忙しくしていてもニコニコと文句一つ言わず、頑張っている私をひたすら支え見守ってくれている夫に(このnoteは見ていない筈ですが…)、心から感謝したいと思います。

長くなりましたが、周りで支えてくださる全ての方に改めて心からの感謝を述べるとともに、この気持ちを忘れずに、これからもファンズでお仕事を楽しんで、会社とともに自分も成長していけたらいいな、と思っています!

最後に。

各方面のプロフェッショナルが集まるファンズでは、子育て世代のパパママも沢山活躍しています!
さまざまなポジションで募集をしておりますので、もし少しでもファンズに興味を持っていただけた方は、ぜひ下記リンクをご覧いただけると嬉しいです。



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