とにかく飲みたいお父さん

お久しぶりです。
どうも、私です。

今日は、「お酒大好き魔人・父のせいで、私が盛大な勘違いをしていた話」をします。

お付き合い下さい。

父はお酒なら基本的に何でも好きだが、中でもビールが好き。なので、我が家では常にビールが冷蔵庫の一部を占拠している。のだが、このビールのサイズが私に盛大な勘違いをさせたのである。

同級生「うちの親が、めちゃくちゃビールが好きでさ」

私「うちも」

中学生の頃。
同級生と親のお酒事情の話になった。どこのビールをよく飲むだのチューハイはこの味がやたら好きだの、親の居ぬ間に巻き起こったこの暴露大会。今思えば凄い大会だが、この暴露大会があったから、


私は、盛大な勘違いをしていることに気づけたのだ。


同級生「普通のサイズのビールだったら、5本くらいは飲むんじゃない?」

私「うちのお父さん、昔はデカいサイズも飲んでたけど、今は普通のサイズを11本飲む。笑」

同級生「シンプルに飲み過ぎだわ。笑 だって、サイズってこれでしょ?」

そう言って、彼女が手で示したサイズは350㎖。それを見て、私は純粋にこう思った。


…小さくね?


私「それ、S・M・Lで言ったら、Sサイズのやつでしょ?その小さいの5本だったらマシじゃないの?」

同級生「は?これ、サイズ的にはMだよ」

私「は?」

同級生「じゃあ、あんたの家にあるビールのサイズどんなよ?」

私「…これくらい?」

手でサイズを示したら、彼女は大爆笑しだした。

同級生「お前、それ500㎖やないかwwwww」


そう、当時の我が家に常備されていたのは500㎖缶だったのだ。


私「え、これがMじゃないの?」

同級生「それは、Lだよwwwww」

私「え、S(350㎖)・M(500㎖)・L(1ℓ)じゃないの?」

同級生「いやいや、S(135㎖)・M(350㎖)・L(500㎖)だし、あんたのLはLLだわwwwww」

私「え、嘘!?」

同級生「さっき話してたデカいサイズって、もしや」

私「L(1ℓ)」

同級生「それ、LLwwwww」


…嘘でしょーーーーー!!!!!


ていうか、待って。
はっっっずっっっっっ!!!!


ひとしきり爆笑し、腹筋崩壊寸前の同級生とのいろんな意味での暴露大会を終えた私は、帰宅早々母にこのことを報告した。

私「ちょっと、お母さん!かくかくしかじか…」

母「あー、それは同級生ちゃんの言う通りで、我が家の規格がおかしい」

私「めちゃくちゃ恥ずかしかったんだけど!」

母「私だって恥ずかしいわ!そんな暴露大会!でも、」


お姉ちゃんも、同じ経験してたわ。
中学生くらいの時に。


…お姉ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


そのせいか、姉は私の勘違いを聞くと、同情します、といった表情を浮かべた。

姉「お前もついに、現実を知ったか」

私「恥ずかしかった…」

姉「しょうがないよ。我が家では長年Mサイズ扱いだったんだから」

私「お姉ちゃん、何て言われた?」

姉「絵に描いたようなキョトン顔よ」


どうしてくれよう、あの魔人。


その後、この件は父の耳にも入り、我々姉妹に対して謝罪会見が開かれた。

ちなみに今は、Mサイズを愛飲しております。


安心して下さい。350㎖ですよ←


よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧