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セクシャルマイノリティの基本の“き”〜トランスジェンダーと性同一性障害〜

皆さまこんにちは。
女だけど女性が好き♡長年の趣味は500円玉貯金!
レズビアンの麦さんでーすv(´∀`*v)

さて今回は!
前回の記事で後回しにしてしまった(ごめん…)、トランスジェンダーセクシャル(LGBTの“T”)についてお話していこうかと思います。

ここでおさらいなのですが、『LGBT』とはセクシャルマイノリティ(性的小数者)の世界における、
レズビアン=L
ゲイ(ホモセクシャル)=G
バイセクシャル=B
トランスジェンダー=T

以上の、いわゆる“セクマイ界の四天王”のことであるとお伝えさせていただきましたね。

トランスジェンダー以外の3つのセクシャルについては、ここで説明しなくても皆さま十分にご存知のことと思います。
けど「最後のトランスジェンダーってなんぞ?」と首を捻られる方が、まだまだ多いのが世間の実情ではないでしょうか。


*トランスジェンダーというセクシャリティをご説明する前に*

ここでひとつ。アテンション!でございます。

トランスジェンダーというセクシャルをご説明するにあたって、皆さまにひとつ理解していただきたいことがあります(๑و•̀ω•́)وオス!
トランスジェンダーというセクシャルは、一言でいうと
“身体的性”と“性自認”が曖昧である、または不一致である
方々のことを指しています。

つまり、
・生まれついた身体的性は女性だけれども、自認している性は男性である=トランスジェンダー男性
・生まれついた身体的性は男性だけれども、自認している性は女性である=トランスジェンダー女性
・生まれついた身体的性は女性or男性だけれども、自認している性がどちらか定まっていないor分からない=Xジェンダー(中性、無性)
ということになります。

ちなみに。
トランスジェンダーに対し、“身体的性”と“性自認”が一致しているセクシャルのことを、“シスジェンダー”と表すそうです。
これは麦さんもつい最近知りました。セクシャリティってほんとに奥深い…。
※そうなると麦さんは、シスジェンダーでありレズビアンでもある…というセクシャリティにあたるわけですね。

トランスジェンダーというセクシャリティを語ることについて避けては通れないのが、“性同一性障害”という方々の存在です。
個人的な感覚と、厳密にという意味合いで言わせていただければ、こういった方々のことを“障害者”に当てはめるべきではないと麦さんは思うのですが、これについて講釈を繰り広げてしまうと際限がなくなってしまうので、申し訳ありませんがここでは割愛とさせてください。。
そして便宜上、世間で呼ばれておりますとおり、この記事では“性同一性障害”と表記させていただきますことを、どうかお許しくだると幸いです(._.)

“性同一性障害”とは、同じく
“身体的性”と“性自認”が不一致である
方々のことを指しているのですが、トランスジェンダーというセクシャリティとはまた一線を画しています。
では「トランスジェンダーとどこが違うのか?」ということですが、性同一性障害とは
不一致である“性自認”と“身体的性”を一致させるため、実際に解決に向けて行動する
方々のことを表します。
芸能人でいうと、はるな愛さん、KABA.ちゃんさんが、“性同一性障害”にあてはまるとされるようですね。
自分の中の違和感、不一致を正そうとそれぞれ懸命に努力しているだけなのに、それを“障害”と呼んでいいものか…?と疑問がわいてくるのですが、ひとまずそれは横に置かせていただくとしまして。。

とにかく、“トランスジェンダー”と“性同一性障害”というセクシャルは、似て非なる存在である。
ということだけ分かっていただければ、ひとまずは良いのかな、とここでは思います。
今回、前置きが長くなってしまって大変申し訳ございません…(•́ω•̀ ٥)


*説明が前置きでほぼほぼ終わってしまった*

とはいうものの(笑)。
トランスジェンダーというセクシャルについて、今更わたしごときが説明できることなんてそう多くないのですよね(´ㅂ`;)
じゃあ何を語りたいんだ、ということですが、トランスジェンダーというセクシャリティの、大いなる憂いといいますか…。

トランスジェンダーセクシャルは、それでなくても悩みの尽きないことがほとんどであるセクシャルマイノリティの中でも、群を抜いて葛藤の多いセクシャリティだと思うんですよね。
この点においては、まだ性同一性障害の方のほうが、ぱっきりと割り切ることができるところかもしれません。

それというのも、トランスジェンダーセクシャルってほら…
同性を求める立場のセクシャリティの方からしてみれば、“異性”も同然という認識をされてしまうわけでして。
確かにそれはそうなんだけれども、かと言って身体的性は生まれついた時そのまんまなので、じゃあストレートの方をお相手に探してくれと言われても、それもより難しいんだと思うんですよね…(--;)

こういう葛藤ってね、なにもトランスジェンダーセクシャルに限るものでもないんだけれど、セクシャルマイノリティにもストレートにも爪弾きにされてしまいがちなトランスジェンダーの方々の悩み苦しみたるや、果たして如何ばかりなものなのか、と…。
「そんなことなど関係ない」と、その人をその人として受け入れてくれる人だって絶対にいるんですよ。とはいえ、やっぱりね…。
麦さんとしてはつい、同じセクマイという同志として、ときどき物思いにふけってしまうのです(。>ㅅ<。)
そう言う麦さんは、自分と同じシスジェンダー女性にしかどうしても食指が延びないので、物影から密かに「一緒に頑張っていこうな…_(;ω;`_)!」とエールを贈ることしかできないわけなのですけども…←誰にも何も頼まれてないけど…


*Imagine all the people(想像してみよう)*

この記事をここまで読んでくださった方には、トランスジェンダーというセクシャリティがどういったものなのか、理屈として少しは分かっていただけたのではないかな、と思います(だといいな…!)。

ただその、体感としてはね…!
身体的性と性自認が不一致という感覚って、いったいどんなものなんだろうっていうのは…
正直、シスジェンダーセクシャルにとってそれって、とても想像のでき得るものではないと感じます。。

でもね。
ちょっと偉そうなこと言っちゃうようで心苦しいんですけど。
特に体感なんてしなくてもいいから、それがどんなことなのかな〜って想像してみるだけでも、全然違ってくるんじゃないかって麦さんは思うんですよね。

「違ってくる」って何が?って?
うーん、そうですねぇ…( ˘•ω• )
たとえば自分の中の客観とか、価値観とか?
一番大きいのは、自分とは違う要素を持っている。または自分とは違う立場の人の心の中を想像してみることによって、他者への理解度が深まるっていうか。
そうすれば誰もが、周囲に対してもっと優しさを持てるようになるんじゃないか…と思うんです。うん。

どうしても、いざ自分がそうなってみないと、物事の本当のところって分からないでしょう?
実際にそこで働いてみなければその業種の裏側までは分からないし、結婚してみなければそれから先の生活って実感できないし、その病気に罹ってみなければ実のところどれだけ痛みがあるのか想像もつかないし、命を失わなければ死後の世界が本当にあるのかどうか、誰にも言及なんてできないわけです。

けれど、想像するだけなら、誰にでも等しくできますよね(◍′◡'◍)
こういう人って何を考えているのかな?
どんなことを言われると嬉しいのかな?傷付くのかな?
どれだけの悩みがあるのかな?
苦しいのかな?大変なのかな?痛いのかな?
そんなふうに少しでも想像することができたら、少なくとも無意識のうちに誰かを傷付けてしまうことだけは、極力避けることができるんじゃないかなって。

そういうことを、このトランスジェンダーセクシャルの記事を通して、麦さんは言いたいっ。
偉そうに( *¯ ꒳¯*)フフン
分かったような顔をして(* ˘꒳˘)⁾⁾ヘヘン
ひいっ!フルボッコは止めて…!ごめんなさい!いや〜っ!(′ω'((⊂(`ω´∩)コノヤロメガッ!


*記事の締めくくりに*

えっと。←

まぁ、やっぱりすごく複雑なんですよ、セクシャルマイノリティの世界って…。
それはセクマイであれストレートであれ、誰しも一生懸命に生きていれば、湯水のように悩みがわいて出てくるものなのですが…。それはほんと、お互いにね。

そういえば。とあるニューハーフの方が言っていたことなんですけど、身体的性と性自認が不一致である感覚って、「“真ん中”に近い」って感じなんだそうです。
トランスジェンダーさんや性同一性障害の方にとっては、「身体的性と性自認が一致している(どっちつかずにならず、はっきりしている感じっていうの?)」ことのほうが、逆に不思議に思えて仕方がないんだとか(`・ω・´;)
「わたしは女として生まれたから、身も心も女です!」
「俺は正真正銘、生まれながらにしてまごうことなき男だぜ!」
って言い切れちゃうのがよく分からん。なぜそこに疑問を抱かないのだ?…って感覚なのかな?
ふむ…難しい…( ᵕ≀ ̠ᵕ )

うん、やっぱり…
どんな立場であるにしろ、お互いのことを想像してみるって大事ですね⸜(* '꒳ˆ * )⋆*❤︎

それでは、今回のところはこの辺で✤
最後まで読んでくださいましてありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょ〜う(*´∀`*)ノ″

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