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とことこ散歩、東京パワー系神社・お金が不思議と入って来る神社

凄く有名ではないけど、金運系パワースポットにアンテナを張っている人たちには有名神社。

一度行き出すと皆さん実感があるのでしょうか。通い詰める人も多いです。

調べた事のある方は、何となくわかると思うのですが、首都圏で「金運」系パワースポットは不思議と「一発当ててやるぜ!」的なスポットが多い。

ここら辺は「宵越(よいご)しの金は持たねえ」の江戸っ子気質、どうしても「発展」に重きを置いた「火の気」を中心にした街づくりの名残だと思います。

火の気は瞬発力を示し、どかんと物事が成長する「気」でもあります。

そんな「火の気」と対を成す「水の気」の神社が今回紹介するスポットです。

社名を「小綱(こあみ)神社」と言います。

東京の「銭洗い弁天」として有名です。

金運という意味では正直、有名過ぎる鎌倉の銭洗い弁天よりも何倍も強いエネルギーを持っています。
銭洗いを目的にするのならば休日の観光客だらけの鎌倉に行くよりも、こちらに来た方が良いです。

さて、写真で見る通りビルに挟まれた本当に小さな小社ですが何でこんなに「金運に繋がる水の気」が強いのか以前に調べてみた事があります。

最初に説明すると水の気と言うのは、箱根芦ノ湖の九頭龍神社を代表するように「縁結び」にエネルギーを転化させやすい「気」でもあります。
箱根九頭龍さんは、富士山から流れてくるエネルギー溜まりとも言える芦ノ湖が大元にあるので一口に縁結びと言っても「金運」や「恋愛・結婚」への縁結びなど、あまり種類は問わなくなるわけですが今回の「小綱神社」は、箱根と比べると規模が違いますから「一つの種類の縁」に特化させた方が効果が出やすいので「金運」というエネルギーに人為的に傾けたようですね。

その傾け方が「銭洗い弁天」です。
銭洗い弁天と言う「シンボル」を置いて人間の意識を「金運」に向けさせているわけです。
ですから、ここの祭神は「弁財天」に例えられる「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」は「金運」にエネルギーの方向性を向けさせることを目的として置かれた神です。

神社の発祥としては「お稲荷さん」ですし、今も本当のメインは「稲荷神」ですが、ここを稲荷として見ている人がどれくらいいるのかは、わかりませんが私が参拝した時のエネルギーの流れを観測した感想としてはだいぶ少ないですね。

なので現在の神社単体でのエネルギー構造としては、参拝者が「弁財天」だと思う事で「弁財天」として現れている「稲荷神」に参拝しているという形になっています。
そして、「弁財天」として現れている「稲荷神」が「弁財天」としての働きをしています。
このように余計なプロセスを挟む事になっているため「稲荷神」としての認識のない参拝者に与えられる神徳(ご利益)は本来は少なくなるのですが、この減少した分のエネルギーを補うどころかプラスが出るくらいの立地を「小綱神社」が持っている事が、この神社が強力な金運神社として成り立っている一つ目の理由になります。

下図を見てください。

まず主体となる「水の気」のエネルギー元として有名な墨田川があります。
隅田川は、もう一つの有名河川「荒川」から分岐し最終的に東京湾へ辿り着く一級河川です。
と、言う事は隅田川のエネルギーを更に辿れば「荒川」が大元にあります。そして意外と知られていませんが(多分、荒川区という区名があるおかげで)埼玉、それも奥秩父を水源とする川です。
そして秩父金山や、荒川水系では砂金なども取れます(これは少量ながら現在も・・・らしいです)。
ここからわかるように「荒川」と言うのは元々「金」に関係したエネルギーが入った水の気が流れる川であり。
そして、それがそのまま隅田川に流れているという事です。

そして図に書き込まれている「旧河川・暗渠」の部分。暗渠とは現代では昔の川を工事によって蓋を覆いかぶせてしまった場所です。
見えないだけで現在も地下に流れはあります。
そして隅田川からの旧河川(暗渠)が皇居(旧江戸城)を囲むお堀に流れ込む形をしているところからエネルギーを江戸城に人為的に引き込んでいる事がわかります。

図の右側に目を移すと小綱神社と並んで「日本橋水天宮」がある事がわかります。
この水天宮あたりを更に拡大してエネルギーの流れを図にすると、こんな感じです。

ちなみに本来的な川の流れとして地図の北側に荒川からの分岐点があり北から南に川は流れています。
こちらのエネルギーの流れの図は「水路」です。
この本来の流れに沿わない水路を使ったエネルギーの引き込みを可能にしているのが「日本橋水天宮」です。
もちろん横を流れる隅田川の存在も引き込みの作用には大きく貢献しているのですが日本橋水天宮は、水天宮の総本宮である久留米水天宮からの勧請です。
久留米の水天宮、日本橋の水天宮、共に主祭神を「天御中主神(あめのみなぬしのかみ)」としていますが久留米水天宮を見てみても、筑後川(ちくごがわ)の神格化な事がわかります。
筑後川は、水天宮で神格化される事によって「主たる川」にスピリチュアル的意味になるので「全ての川の主」になります。
そのエネルギーシステムによって、荒川・隅田川のエネルギーを引き込んでいるわけです。

エネルギー的に視ても「水の気」であって「宇宙神」である「天御中主神(あめのみなぬしのかみ)」では、ありません。

真面目に、ここを宇宙的なエネルギーである「天御中主神(あめのみなぬしのかみ)」だと説明をしている人は恐らく原始的な水のエネルギーのような超自然的な大きさのエネルギーを知らない人だと思います。これは、その人が嘘を言っているのではなく、経験として街中の神社等しか足を運んだ事がないなどの経験値不足から起こる事です。
宇宙的なエネルギーに一番近い動きを持つのが水のエネルギーなので、そこも関係あるかと思います。

話を戻して、二つ目の図のように日本橋水天宮は荒川・隅田川から引き込んだエネルギーを受けとめ、江戸城に流すアンテナの役目を持つ神社の一つです。そして、その日本橋水天宮と皇居の間にあるのが「小綱神社」です。
日本橋水天宮から直線で500メートル程度しか離れていない小綱神社は、こうして余すことなく荒川の金運のエネルギーが通っている強力な金運神社としての立地を持っているのです。
これが、もう一つの理由です。

神社アクセス情報は、公式サイトより転載
社名
小綱(こあみ)神社

住所
東京都中央区日本橋小網町16−23

アクセス
・東京メトロ日比谷線「人形町」駅A2出口より徒歩5分
・都営地下鉄都営浅草線「人形町」駅A5出口より徒歩7分
・東京メトロ東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅8出口より徒歩10分
・東京メトロ東京メトロ東西線「茅場町」駅10出口より徒歩15分

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