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新しい環境に飛び込むときの不安のこと

娘を妊娠しているときのことです。

出産前後にお世話になった整体師の方に
赤ちゃんにたくさん話しかけてくださいねと言われました。

赤ちゃんが目の前に存在しているわけではないので
当時はそれがなかなか難しく感じてしまっていたのですが、

バーストラウマのことを知った今では
それがとても重要だったことがわかります。

お腹の中に外の音がすべて響いているということは
前回もお伝えしましたが

外の音も、お母さんの気持ちも
絶えず赤ちゃんに伝わっているとしたら

お母さんの穏やかで優しい声が聞こえることや
自分に気持ちが向けられていることは
赤ちゃんが「この世界は安全な場所」「自分は大切にされる存在」と感じて生きるベースをつくります。

逆にお母さんのお腹の中にいる時に、自分の存在を無視されているように感じていたら、赤ちゃんのなかに無価値観や不安の種ができてしまいます。

もしあなたが転職や引っ越しなど環境の変化にとても不安を感じやすいとしたら、お腹のなかにいたときに感じていた漠然とした不安が根っこにあるかもしれません。

胎児期のトラウマが軽減されると、転職や引っ越し、場合によっては結婚が自然と決まるなどの人生が自然と変化してきます。

心の深いところにずっと存在していた生きることへの恐れや不安が軽くなって、より人生を自由に選択できるようになるからかもしれません。



お腹の赤ちゃんへの声がけで
特に大事なのは
お母さんがびっくりしたときなど
と言われていました。

お母さんがびっくりすると
子宮がぎゅっと収縮するんですね
もちろん血流も早くなったり
心臓もドキドキしているわけなので

赤ちゃんにしてみれば
安心して眠っていた部屋が
前触れもなく大地震に襲われたぐらいの
ショックなわけです。

大人だって大地震に襲われたら
すぐにテレビやネットで状況を知ろうとすると思いますが

赤ちゃんには何が起きたのかを知るすべがないわけです。

そこでお母さんが
「びっくりさせちゃったね、ごめんね」と
声がけができたら
きっと赤ちゃんも安心できますよね。

私の場合は
たとえば運転中に
急ブレーキをかけたときや
つまづいて転びそうになった時

「あ、ごめんごめん。びっくりしたね」と
お腹の赤ちゃんに言うようにしていました。

(自分がそれどころじゃなくて
声がけを忘れることもありましたが・・^^;)

赤ちゃんへの声がけや
声に出さなくても
気持ちをときどき向けてあげることは
バーストラウマを最小限にするために
とても大事です。

周りに妊婦さんがいたら
ぜひ教えてあげてほしいなと思います。










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