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【エンパスの親子関係】親に本音を言えない理由と克服方法

こんにちは、MUERAです。

今日は、多くのエンパスが悩む「親に本音が言えない」という問題について、その原因と解決策について見ていきましょう。

なぜ親に本音が言えないの?

たとえばこんな経験はありませんか?

  • 親に対して自分の意見や本音が言えない

  • 気を使って親に合わせてしまう

  • 親の価値観に振り回されて生きている

  • 親との会話で緊張してしまう

  • 親の期待に応えられないことに罪悪感を持つ

もしかしたら、そんな自分を責めていらっしゃるかもしれません。
でもこれって、本当はあなたの問題ではありません。

これらの悩みは、エンパスの特性と幼少期の経験が複雑に絡み合って生じています。

エンパスと親子関係

エンパスやHSPの方は、他人の感情に敏感で傷つきやすい特性があります。この特性は素晴らしい才能なのですが、同時に生きづらさにもなってしまいます。

特に幼少期において、この感受性の高さは両刃の剣とも言えます。

親の些細な表情の変化や声のトーンまで敏感に感じ取ってしまい、親を喜ばせたい、怒らせたくないという思いでつい先回りして動いてしまう、そんなことはなかったでしょうか?

こういう理由で、エンパスは小さい頃から自分の本音を隠して生きる習慣を身につけてしまいがちです。
「良い子」でいようとする傾向が強まり、自分の感情や欲求よりも、親の期待に応えることを優先してしまいます。

この傾向は親子関係だけでなく、すべての人間関係に影響を与えます。

特にパートナーシップにおいて、その影響は顕著に現れてきます。人生で最初に形成される親子関係のパターンが、無意識のうちに恋愛関係や他の人間関係にも反映されてしまうのです。

「見えないコード」の存在

親や周りの人に合わせすぎることで、相手と「見えないコード」で繋がってしまいます。そしてこのコードは、物理的な距離に関係なく影響を与え続けます。

例えば、以下のような経験はありませんか?

  • 親と離れて暮らしていても、常に親の意見や評価を気にしてしまう

  • 親の価値観に反することをすると罪悪感を感じる

  • 親に反対されそうな選択を初めから避けてしまう

これらは、「見えないコード」の影響かもしれません。このコードは、いつしかあなたの自由を制限し、本来のあなたらしさを発揮することを妨げてしまいます。

本当の原因:幼少期の心の傷

親に本音を言えない根本的な理由は、あなたの心の深いところにある【幼少期の心の傷】です。これを「インナーチャイルド」と呼びます。

インナーチャイルドは、幼い頃の傷ついた体験や満たされなかった欲求によって形成されます。

エンパスの方は特に、周囲の雰囲気や感情を敏感に感じ取るため、一見些細に思える出来事でも深く傷ついてしまいます。

例えば:

  • 親に叱られた時の恐怖や悲しみ

  • 自分の気持ちを無視された経験

  • 兄弟と比較された時の劣等感

  • 親の期待に応えられなかった時の罪悪感

これらの経験が、インナーチャイルドとして大人になっても、心の中に残り続けているのです。

インナーチャイルドの影響

インナーチャイルドは、次の2つの要素で構成されています。

  1. 固着した感情エネルギー

  2. その体験によって作られる信念や思い込み

固着した感情エネルギーは、体験時の強い感情(恐怖、悲しみ、怒りなど)が解放されずに体内に留まっているものです。

深い思い込みは、その体験から学習した生きるための戦略のようなものです。例えばこんなものがあると思います。

  • 「自分の気持ちを表現すると拒絶される」

  • 「親の期待に応えないと愛されない」

  • 「完璧でなければならない」

これらの思い込みが潜在意識に固定され、長年にわたって影響を及ぼし続けます。

その結果、大人になっても親に本音が言えない、自分の欲求を抑え込む、といった行動パターンが無意識に続いてしまうのです。

克服方法は?

インナーチャイルドを癒すには、主に2つのアプローチが必要です。

  1. 身体に保持されているエネルギー的な滞りや固着を解放する

  2. 不要な思い込み(固定観念)をアップデートする

1、エネルギーの解放

固着した感情エネルギーを解放するには、以下のような方法があります:

  • インナーチャイルドワーク:過去の出来事を思い出し、その時の感情を再体験する

  • ボディワーク:体からのアプローチで、体内に留まっているエネルギーを解放する

  • 瞑想:心を落ち着かせて、深いレベルの感情に向き合う

2、思い込みの書き換え

固定観念を変えるには、以下のステップが効果的です:

  1. 自分の思い込みに気づく

  2. その思い込みが本当に正しいのか、客観的に検証する

  3. 新しい、より健全な考え方を見つける

  4. 新しい考え方に基づいた行動を実践する

例えば、「親に反対されたら、自分の人生が台無しになる」という思い込みがあるとしましょう。その場合のプロセスは以下のようなものです。

  1. この思い込みに気づく(書き出すなど、言語化しましょう)

  2. 実際に親に反対されても、自分の人生が台無しにならなかった経験を思い出す

  3. 「親の意見は参考にするが、最終的な決定権は自分にある」という新しい考え方を見つける

  4. 実際に親に本音を伝えてみる、自分の決断を実行してみるなどの行動を取る

1のインナーチャイルドの癒しのワークについては、私がセッションで行っているのは、カウンセリングでイメージワークを取り入れて行う方法ですが、記憶にない心の傷まで届いて作用するエネルギーヒーリングはさらに効果的です。

まとめ:「良い子」を卒業して、自由になる

インナーチャイルドを癒すことで、「良い子でないと愛されない」という不安からようやく解放されます。

本音を自然と表現できるようになり、親との関係もより健全なものに変わっていきます。

このプロセスは決して簡単なものではありませんが、人生をより自由で豊かなものにするために欠かせない大切な旅です。
焦らず一歩ずつ、自分のペースで進んでいきましょう。

エンパスが親との「見えないコード」から自由になり、能力を発揮しながら自分らしい幸せを手にいれることができたら、それはあなたと関わる周りの人にとっても大きな贈り物になるはずです。

MUERA

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