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「幻想天守~青森県弘前市・弘前城」

弘前市は、弘前城公園の桜のために部署を作り、桜の剪定をはじめ、桜をいかに素敵に見せるか、職員の方々が努力されています。春の桜だけではなく、秋のリンゴの季節には、紅葉も素晴らしいものを見せてくれます。
 
弘前城の天守閣は、現存する12の天守閣のひとつです。
天守台を支える石垣が崩落に危険があることが判明し、2014年に石垣の修復のために曳屋といって、70mほど中心部に移しています。修復には10年の歳月を経ることとなります。
 
青森県と函館市のDCに際し、天守閣が青い海の上に浮かぶような仕掛けを考えました。これも中心部に天守閣が移っているために可能になったことです。
夏休みが終わり、9月は観光客が激減します。その時期の掘り起こしのために実施したイルミネーションイベントですが、徐々に暮れゆく空には、岩木山がシルエットになり、天守閣が生き物のように光り輝いていました。
 
町歩きも課題となっていた役所と一緒にデジタルタッチラリーなるスタンプラリーも実施しました。
知恵を絞って、新たな仕掛けを考え実現させること、まだまだ可能性は沢山ありますね。

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