ドイツ一年目で得たかけがえのない人たちとの出会い Schon im ersten Jahr habe ich in Deutschland meine liebste Menschen kennengelernt.
2001年11月にオーペア(オーペアについては前の記事で詳しく書いてます)としてミュンヘンにやってきた私だが、家が職場?で、最初からやるべきことが毎日色々とあり、だからある意味、ドイツ生活に早く慣れていく事ができた。
オーペアというだけで、ホストファミリーと彼らの家族や友人たちとの付き合いもあり、お世話をしていた子供ナタリーの保育園関連のいろいろ、午後の公園通い(砂場でママパパとのお付き合い)、週に1度のドイツ人の親子との遊びのグループ、そして、その他にも日本人親子との遊びのグループにも毎週行かないといけなかった。語学学校にも毎日通っていたので、色々な人たちと関わり、ドイツの生活や文化を知ることができた。
でも、関われば関わるほど、どうしても聳え立つ言葉の壁。
大体のドイツ人は英語を話せるけれど、面倒になるのか、最初は英語でやりとりしていても、他の人がドイツ語を話すと、流れ的にドイツ語になっていく。
ホストファミリーの友人たちが来ていても、パーティに連れて行ってもらっても、話がほとんど分からず、会話も続かず、よく孤独な気持ちになっていた。
こういう状況だったから、ドイツ語を必死に勉強するしかなかった。
まぁそれがモチベーションとなり、ステップアップが比較的早かった。
ホストマザーのウズラも、私の間違ったドイツ語を指摘して、正しい言い方を教えてくれてくれたので、有り難かった。
普通ならば面倒だから、でたらめなドイツ語でも私が言いたいことが理解できたのなら、言葉の間違いは聞き流されて終わるのだが、ウズラはとても熱心に教えてくれた。
一番最初に通ったドイツ語学校は、街中にあるInlinguaという学校。
私のクラスの担任がヴェルナーというフットワークが軽く、教え方が上手い!先生で、本当にラッキーだった。うまく説明できないけど、リズム🎵感のある授業だったし、説明する時の例えがとにかく面白かった(笑)。
だから、毎日、ドイツ語を学ぶのが楽しくて楽しくて。
この学校では、いい先生に当たっただけではなく、クラスのみんな仲が良くて、週末は色んなところに遊びに行っていたなぁ。
でも、授業料が高かったから、その学校に在籍したのはたったの1ヶ月。
でも、1ヶ月だけでもこの学校に通っていて本当に良かった。
というのも、この最初の1ヶ月の学校生活で、20年以上経った今でも大の仲良しの友達が二人もできたから。
一人は、ハンガリー人のアネット。あの頃は、大学でたての可愛い女の子だったけれど、今や3人の子供を持つママに。
もう一人は、日本人で今は日本に住んでいる友人のしの(しのは、赤坂で昼スナをやってます!興味のある方はこちら)。
その次の語学学校でも、ミュンヘン在住でエクワドル人のジェニーに出会え、この3人とは今までコンタクトが途切れることもなく、信頼できる大切な友達。しのもアネットもよくミュンヘンに来ていたし、ジェニーはミュンヘンにいたからそれぞれと定期的に(今までは)会うことができていた。
今、こうやって書いていて気づいたけれど、ドイツに来てすぐに、この3人に巡り会えたなんて、本当に奇跡のよう。
ホストファミリーもそう。
この巡り合わせに感謝。
彼らとは、友達というよりも家族の存在に。
困ったことがあると、いつも助けてもらい(感謝)、私の結婚式も家族代表として来てくれたり、引越しや試験勉強を見てくれたりと本当に本当にお世話かけっぱなしだった。
スイスに行くつもりが、ドイツに来てしまったけれど、こんなふうに素晴らしい人との出会い、そして自然あふれる美しいミュンヘンに来る事がてきて、今振り返ってみでも、来るべきして来たんだなと思う。
そんなミュンヘン滞在も1年で終わるはずだったけれど。。。。
でもなぜそんな私が、20年以上もミュンヘンにいる事になったのか。。。
2002年5月、また一人、大きな出会いがあったからでした。
続きは次回に。。。
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