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マルチバースと学び直しについてあれこれ

ここしばらくデザイン業に専念していたので、今週末は久しぶりのセラピスト業。モードチェンジのためにnote。

どこにでもある話だと思うのですが、価値観が異なるデザイナー同士の不和が、デザインチームの生産性に暗い影を落とすことになり、上司に対策を命じられた。
私的には「生産性」より、おそらく問題視されている当人たちより、不和な空気感で、他のデザイナーたちがストレスを感じていることの方が問題。。

さてどうしたものかと、あれこれ策を考えていた時、
「マルチバース(多元宇宙論)」の番組をふと観て。

「2人の言い分がちょっとずつ異なる宇宙が無限にあって、
 その2人とちょっとずつ異なる交渉をしている私が無限にいるのか?」
と頭の中でその様子を思い描いてみたら・・・

気を遣って「あわわ、あわわ」している自分がたくさんいて、
なんだか笑っちゃいました(笑)

で、もうあれこれ想定して策を練るのややめて、
「明日まずは話を聞いてみよう」ということにしました。

皆の協力が得られて、気持ちが軽い週末ですが、
どこかの宇宙では週末も頭を抱えている私がいるのかもですね。

・・・

「学び直し」に嫌悪感をあらわにする人もいる。
と、キャリアコンサルの知人が話していたことを思い出しました。

新たな学びのことを言っていると思うのだけど、
「やり直し」を強制されているような印象を受ける人もいるとのこと。

なるほど(本当に、人によって受け止め方って違いますよね。。)

前述のデザイナーも、「そのデザインセオリーはもう古い」と指摘されて、つい感情的になってしまったそうです(正直に話してくれました)
自分が長い間プライドを持って「正しい」と思ってきたことを、
「それは間違いでした」と指摘されたら、平静ではいられない。

私自身が「それは間違いでした、アップデートしてください。」
と言われて、平静ではいられなくなることってなんだろう?
と考えてみる。
・・・まだ思い浮かばないのですが。

とりあえず、
現在の小学生の教科書を全教科1年生から6年生まで
一気読みしたい!!!!!!

次に休みが取れたら、本当にやってみたい^^

昭和50年代の教科書に書かれていた、歴史の年号と、
令和の教科書に書かれている、それとでは、
いくらか違ったりすると思うし、
小学生の頃、「素粒子」だとか「マルチバース」とか
聞いたことがない(私が知らなかっただけかもですが)。

昭和の教科書と、令和の教科書の、差分一覧とかないかな・・・
面白そう。

・・・

小学校の図書室や、近くの図書館で、数冊しかない「世界の不思議」的な本を競って読んでいた男子グループの様子を思い出しました。
古代文明とか、謎のなんとか・・・
もうお互いいいおじさん、おばさんで、普段は真面目に仕事しながら、
週末は今でも嬉々としてネットで情報収集してるのかな?

占いや魔法めいたことが好きな女の子たちのグループも覚えてます。
今なら、タロットやオラクルカードとかを楽しんでいるのかな?

そういうのも「学び直し」。
好きなことのアップデートだと思うと、楽しい感じがします。

新しいスキルを身につけて仕事にするというのが目的であれば、
世界の不思議話やカードリーディングは「学び直し」とは言えないかもしれませんが。そういうコンテンツで動画収益を得ている方もいらっしゃるので、そういうのもありなんじゃないか?と思ったのでした。

・・・

前回、デザインの知見について、この先も役に立ちそうなことは、全部手渡すと言ったことを書きました。

「この先も役に立ちそうなこと」以外の知見。
むしろ使うべきではないことを、捨てる作業をしています。
これって、就職した頃、先輩に教わったマニュアルのいくつかを
シュレッダーにかけているような心象があります。

デザインでよく使われる、視覚的表現方法の中に、現在では問題視されるものがあります。

いわゆる「ステレオタイプ」の表現などです。

私が入社したての頃は
「そんなことは、当たり前だろう!」
と怒鳴られたことが、シュレッダーにかけられていく。

「なんで?」って思っていた、封印していた若い頃の自分の価値観と、
対話しているような、妙な気分にもなります。

あの頃は仕方なく封印していたけれど、
時代が変わったなぁ・・・と。

あ、「時代が変わった」のではなく、
誰かが、諦めずに声をあげ続けてくれたからですよね。
かつての私は、怒鳴られるのが怖くて、
「おかしいと思います」とは言えなかった。

・・・

似たような価値観を持つ人たちの中にいると、
いつの間にか「おかしいこと」が「おかしくない」になる。
自分が発した言葉に対して、いつも似たような反応が返ってくる。
そこにふと違和感を持った時に、
別の場所の、別の価値観を持った人から反応を返されると、
世界が劇的に変わってしまったりしますよね。

何もしなくても、ある朝突然目醒めて、
世界が変わる人もいるだろうけれど。

それを待たずに、自分から、カーテンを開けて、窓を少しずつでも開けて、
「学び直そう」と踏み出す人を応援したいし、尊敬します。

本業とは別にMENTAに参加しているのも、
上記のような理由からだったりします。

・・・

そして、私もずっと学び続けます。
てか、あれ?
どこか別のパラレルでは、今の私とはちょっとずつ違う・・・
ものすごく違う教養を持った私が存在するってこと?
いやそれってもう「私」じゃない気もする(笑)

・・・

さて、今日はこれからカラーセラピーです。
クライアントさんの心のゴミ出しお手伝いして、
「新しいこと学んでみよう!」と
軽やかな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

・・・
ここまで読んでくださってありがとうございました。


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