ハイパーダサいミュージックビデオ伝説 第1弾
おはようございます。Muddy Days ムラデです。
皆さんは“ダサい"というワードを聞いて何を思い浮かべます?
ダサいって事は勿論カッコ良くないという事に直結するので、世間的にはマイナスなイメージかもしれない。
人によってダサいものに関する好き嫌いは様々だけど、俺はいわゆる"ダサい"サブカルチャーが大好きです。
笑い、今じゃ想像つかないぶっ飛びセンス、そしてノスタルジア・・・
俺は皆さんにもこの下らなく最高なエンターテインメントをシェアしたい。
というわけで今回はその第一弾として、ダサいミュージックビデオ伝説!と称して俺の膨大なライブラリの中から、個人の独断と偏見でダサくて最高なPV/MVをとりあえず10作品紹介しますね。
STRIKER - Let It Burn
先ずはこの人達から紹介しますね。
うーん、この人達ふざけきってますね。
この人達、もはや化石のようなオールドスクールメタルを演奏しているんですが、わりと最近のバンドなんだよね。
ボリュームノブを回すと炎が出る仕様のギター、突然出現する崖・・・もう爆笑するしかない。そしてビール樽盗むだけの目的のためにちゃっかり人まで殺しちゃってるけど本人達はしてやったり顔してるんだよね。
バンド名がSTRIKERっていうのも最高。
Sammy Hager - Give To Live
Van Halenの2代目ボーカリストとして、またソロシンガーとしても有名な、まさにアメリカンハードロック王道を突き進む男、サミーヘイガーのこちらのMV。
まるで自分が人類の代表かのような孤高の存在感出してますね。そしてこの無駄なスケールのデカさは何なのだろうか。
このビデオはダサいMVの教科書的な演出が沢山散りまばめられていて、不自然な合成映像や、終盤のスタジアムでのシーンの急激なズームイン/アウト、誰も映っていない固定アングルに急にジャンプインでシンガーが映ってくるなど、ダサいMVの教科書的要素が沢山あって非常に勉強になる作品。
Alcatraz - Island In The Sun
ハードロック界の横山やすしこと、グラハムボネット率いるAlcatrazzのミュージックビデオ。
演奏陣は長髪&革ジャンのコテコテHR/HMスタイルなのに、ボーカルだけはスーツ&短髪&横山やすしという異色ぶり。
若かりし頃のイングウェイマルムスティーンが在籍していたバンドでもあり、ギターソロはガチガチにカッコ良いです。
曲は山下達郎顔負けのスーパー夏ソングです。素敵。
Journey - Separate Ways
今回紹介する楽曲の中では一番有名な楽曲だと思うし、ダサいMVで検索すると良く出てくるこちらのMV。
ボーカルの人のお顔の造形が本当に絶妙なんだよね。アップで映るともう最高。
思わず集まるな!と叫びたくなるようなメンバー5人全員写っているアングルが絶妙なダサさを演出してくれます。(絶対このビデオ1日だけ撮影したんだろうな。。。)
ムサい人達が一生懸命にアクトしているのを観ると、胸に熱いものがこみ上げてくるよね。
Judas Priest - Breaking The Law
ダサいHR/HMミュージックビデオの始祖といっても過言ではないJudas PriestのこちらのMV。
色んな意味でクラシック感満載だね。
後世のダサいMVに与えた影響は計り知れないのでこれを紹介するのは外せない。
Guided By Voices - Auditorium/Motor Away
90’s ローファイバンドの代表格、Guided By Voices。
このバンド、MVは軒並みダサいんだけど、今回はこちらのMVを紹介します。
2曲で1つのMVとなっている今作、曲名からも車がテーマになっているのか、やたら車が出てくる。
ラストではボーカルのおじさんを囲むように色んな車が大集合。なぜかボブとブーブーズを思い出す。
アメリカの寂しげな片田舎が舞台となっており、映像の質感もノスタルジアを感じさせる。ダサいんだけど、どことなく寂しい気持ちになる不思議な作品。
Three 6 Mafia - Stay Fly
メンフィス出身のHIP HOPグループのMV。2000年前半にリリースされたMVなんだけど、2000年前半のHIP HOPグループのMVはこんな感じの作品が多くて、前述のHR/HM系MVと違うタイプのダサさを感じられる。(個人的には80年代、2000年代はダサいMVの宝庫と言える年代。)
メンバーの名前がキラキラな文字と共に画面が現れた瞬間爆笑。怖い見た目とは裏腹に、メンバーみんなすごい楽しそうなギャップに好感が持てる。
Three 6 Mafiaは今巷で流行っているトラップビートの始祖的な存在でもあるので非常に重要なグループでもあります。
彼らの1stアルバムはガチでマスターピースなので必聴。(このMVの曲とは違い、暗くて怖いです。)
LL Cool J - I’m Bad
HIP HOP黎明期に活躍していたLL Cool JのMV。
ほとばしるマッチョイズム全開でキレキレなダンスでまず爆笑。
悪い奴らに誘拐された彼女を助けに行くストーリーなんだけど、沢山の頭数を揃えて敵のアジトに乗り込み、敵をほぼ闇討ちで倒し、殆ど自分は手を下さないという狡猾さが最高。
ちなみにLL Cool Jは、Ladies Love Cool Jamesの略。(すごい名前だな・・・)
Ram Jam - Black Betty
70’s全開のこちらのハードロックバンドのMV.。
まず撮影場所が気になる。ここは誰かの家の庭?ベースの人のカメラアングルおかしくない?後ろで手を叩いている奴は誰?メンバーなの?若干見え隠れする中途半端な数の観客。。。
突っ込んだらキリがない。このMVを作り上げた彼らのセンスに脱帽。
MVはすごいダサいんだけど曲はめちゃくちゃカッコ良い。これは国宝級だね。
Helloween - I Want Out
もはや説明不要。冒頭の30秒見たらどれほどヤバいMVなのか分かる。
最後に
我々Muddy Daysも5月にミュージックビデオをリリースしました!
Long Vacationという、ドゥーミーでトリッピーな楽曲となってます。
今回紹介したMVに多少なりとも影響受けているので、そのあたり込みで楽しんでくれたら嬉しいです。
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