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逆境の栄光: 出場機会を待つ日々の本当の意味

#野球が好き
#スキしてみて

人の尊さは、自身の内に秘めた弱さと向き合い、それを克服することによって深まるのではないか。私はそんな風に思う。

自分を好きになれない。勇気を出せない。
そんな悩みを、誰もが持つことがあるのではないか。

高校野球でのベンチに入れない経験。いいプレーが出来ない。
仲間の方が才能があるのではないか。こんなに努力したのに。。
自分には、素質がないのであろうか。自信を失った苦しい時であった。

しかし、物事は長い目で見なければ、本当の意味は見えてこない。

限られた時間の中で、ベンチに入れなかったことが、実は、成長の機会である。
そのことを理解するのに時間がかかったが、その理解が得られた瞬間、
そこから新しい世界が広がっていった。

今にして思えば、ベンチに入れなかったことで、継続的な努力と忍耐の大切さを学ぶことが出来たように思う。

もしも、簡単にレギュラー選手に選ばれていたら、果たして、傲慢にならないでいられただろうか。
スタンドから応援する仲間に、心から感謝できただろうか。
支えあうチームワークの素晴らしさを実感することが出来ただろうか。

人は傲慢になった時、栄光は、音を立てて崩れ去ることを、
目の当たりにしたとき、私は、ベンチに入れなかったことの
自分自身にとっての深い意味を痛感した。

そして、補欠からレギュラーポジションを手に入れた時、
それまでの努力、そして、挫折が自身にとって、最も豊かな経験の一つになっていたことを、実感した。

物事は、長い目で見なければ、分からない。

監督は「試合の勝利者ではなく、人生の勝利者に!」と仰っていた。
傲慢になるな!思いやりを持て!ということを言われている気がした。

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