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【読書メモ】孤独の価値

お疲れ様!
今日は森博嗣の「孤独の価値」について。久々の投稿になりました。今日からまた投稿していくね!4割投稿!

私たちは孤独っていうとあんまりイメージはないと思うんだけど、本当に悪いことなのか?と投げかけてくれる本でした。

その寂しさは自分で作っていないか?


私たちは、友達がいないと寂しいとか、恋人がいないと寂しいとか、そんなことを思ってしまいがち。
でも、これってどうしてだろうか?
それは、物語とかメディアとか、周りの周囲の大人の話とか、そういうもので、ある意味洗脳された影響が大きい。
友達がいないと寂しい、みたいな話は、親だったら子供に友達ができないとすごく不安がるし、友達を増やそうと必死になったりする。
私たちは友達がいないと寂しいって信じ込まされすぎてるんだよね。友達がいないと寂しいというのは、虚構。
そういうものを手放すことによって、私たちは不必要な寂しさに襲われる事はなくなるんじゃないかな。

誰だって孤独


最後に書かれていたのが、
友情も愛情も、相手に向かうものであって、相手からの恵みを期待するものではない
ということ。

友達が〇〇をしてくれたとか、恋人が〇〇をしてくれたから、うれしいとか孤独じゃないということではない。
「誰か他人が自分に何かを恵んでくれない=孤独」みたいに考えるのは違うよね。
本来友情も愛情も自分から発するものであって、友情も愛情も持っている人でも孤独なんだよって話も深いなーと思った。


私たちは、本来誰しも孤独な存在であるはずなのに、いろいろな虚構を信じ込まされているせいで、無性に寂しくなったり、孤独に怯えたりしてしまう。
本書の中に、「素敵な孤独」と言う言葉が出てきた。素敵な孤独を目指す、なんかちょっといいなと思ったな。まる

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