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なにものにもこだわらない

お疲れ様!
今日は「なにものにもこだわらない」について。またまたまたまた森博嗣さんの著作です。


今まで10冊以上読んできたけど、過去イチかもしれないってくらい面白い本でした!
「なにものにもこだわらない」というのは、森博嗣さんの座右の銘だよ。

1こだわるは思考停止

「自分だけのこだわりをもて!」なんて、結構求められる場面あるよね。仕事へのこだわり、子育てのこだわり、こういうものを聞かれる機会も多いと思う。「こだわりの一品」なんて聞いたらつい食べたくなっちゃうよね。
でも本当にこだわるっていいことなんだろうか?

こだわるというのは、もうそれ以上考えない、ということの表れでもある、というのが森さんの主張。これは確かに!と思ったね。
一般的に年寄りの方が何かとこだわりが多い。こだわりが多くて、新しいものを受け入れない傾向にある。「こだわる=頑固」みたいなイメージにも近いかもしれない。

ちなみに、何物にも影響されないとか何も考えないみたいな意味ではなくて、「100%何かにこだわるということをやめよう」という意味ね100%これだ!!みたいなこだわりをやめたほうがいいんじゃないかというのが森さんの意見だよ。白黒ではなく、グレーにするイメージかな。

2どんどんぶれろ


こだわりがない人に共通するのは、ぶれていること。自分の軸みたいなものがないイメージかな。

むちはぶれる人ですか?
私は、ブレまくる人です(笑)「これだ!」って思った数日後に、やっぱなんか違う…みたいになってることの連続。だから、数年前の自分の考えと、今の自分は全然違う。
なんか軸がないなぁとか一貫性がないなぁとか自分に対してちょっと不満だったけど、ぶれてるというのは、新しいものを吸収しているということの表れでもあるのかもしれない。
むっちが昨日投稿していた内容ともすごくリンクするなぁと思ったよ。何度も再思考しろっていうのは、ある一定の方向にこだわるな、という意味でもある気がする。

3こだわらないために学べ!


ブレ続けるためにどうすれば良いかと言うと、やっぱりいろんな本を読む、いろんな意見を聞くことだと思う。それでこそブレ続けることができる。同じ著者の本とかばっかり読んでいると、そっちにこだわりが生まれ始めてしまうよね。
本当にそれで100%いいのか、と思い直すために、全く別のことを言っている人の本を読んでみる。そんなふうにして、ブレ続けている自分を維持していきたいなって思った。
学び続けるからこそ、こだわれない、そんな状態になれるよう、これからも学んでいきましょう!

では^ ^ まる

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