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普通の就活~ゲームプランナー編~

こんにちは、muchanです。
総コンでAdvent Calendar 2023 を後輩が開催してくれていたので、記事を書こうと思います。
今回は「24卒ゲームプランナーの就活話」を、自分の経験に基づいて書いていこうと思います。25卒にはもう遅いかもしれませんが、26卒以降の方は参考にしてみてください。
ゲームプランナー内定ではありますが、広くゲーム業界志望の人や、もっと広く就活全般に対する意見としても参考に出来る点があると思うので、是非一読してみてください。
※あくまで個人の意見・感想です
※この記事は就活LTで話した内容を基に作成していくため、総コンの方はそちらの動画をご覧ください。


自己紹介

プロフィール

ここではあくまで個人情報にならないレベルで自己紹介させていただきます。

  • 名前 :muchan

  • 所属 :理系だけどゲーム制作とは無縁の学科

  • その他:1年間、専門学校に週末だけ通っていた

  • 資格 :ホロライブ検定(就活への効力はほぼない)

  • 内定先:家庭用ゲーム開発会社

  • 職種 :ゲームプランナー

  • 好きなゲーム:ペルソナ5(どの企業でもこれを答えてました)

ESに書いていた内容

  • ゲーム制作サークル・個人でのゲーム制作経験、またサークルで幹事長を務めた経験

  • 地元成人式の実行委員経験

  • 長期インターン(ゲーム開発現場)経験

上記の内容を「長所・短所」「ガクチカ」「志望理由」などで使いまわしていました。(個人的に、三本の矢と言ってました)

自分の就活の様子

自分は小学生の頃から「ゲームプランナーになるんや!!」と考えていたので、ゲーム業界(プランナー)のみを志望していました。とはいえ特別面白い選考等はなく、「履歴書やESをだして面接をする」という一般的な就活でした。また、コロナ明けということもあってか、受けた選考はすべてオンラインでした。
業界理解や企業理解は長く志望していた業界なだけあり、自信があったので、企業説明会や就活セミナーに参加したことはありません。
こんな感じの就活だったため、就活中1度もスーツを着ていないです。

企業選びの基準

1人1人受けたい会社や従事したい仕事に差があると思うので、あくまで自分が志望する会社に求めるものとして設定していた項目とその理由を書いておきます。

  • 自分がプレイして「いいな」と思えるゲームを開発している会社(販売ではなく開発の現場として就職するため)

  • 様々なジャンルのゲームを作成している会社(様々なテイストの開発現場を経験したかったため)

  • 柔軟な思考を持っている会社(ブロックチェーンやAIなど、新しい事への挑戦が出来る環境を求めたから)

  • 新人研修がしっかりしている会社(人材を大切に考えることが前提にあると思ったため)

  • ブラックじゃない会社(死にたくないため)

このような項目をそれぞれ作成し、それを基に企業優先度を作成するといいと思います。またゲーム業界にはパブリッシャーとデベロッパーという販売会社と開発会社が分かれている(兼任の企業もある)ので、自分の好きなゲームを作っている会社はどこなのか等、しっかり確認しておくことをお勧めします。ここでは詳しい説明は省略しますが、ここのサイトなどを参考に調べてみてください。
※総コンの方は進路LTの動画内で説明しているので、そちらを確認ください。

 就活への準備

就活スケジュール

とりあえず自分の就活のスケジュールを貼っておきます。
動き始めの時期やゲーム業界の就活のスピード感が伝われば嬉しいです。
※あくまで大学生以前から「やりたいこと」が決まっていた人間の行動時期です。
※知り合いの中には就活を3年生の10月頃に終わらせた人から、4年生の8月頃に終わらせた人までいるので、企業によってまちまちだということは覚えておいてください。そのため、しばらく企業のHPに張り付く時期があると思います。

就活スケジュール

ここからは、スケジュールに記載していない「就活に大事なこと」を書いていこうと思います。

自己分析

「自分がどういう人間」で、「自分のしたい仕事はどんなこと」で、「なぜその仕事をしたいのか」、「どうしたらそれができるか」を考える時間。
これがしっかりしている就活生は自分の発言に一貫性と自信を持っているので、面接ではもちろんですが単純に人間としても強いです。
上記の内容を、就活という領域でそれぞれ何に使えるのか書いてみます。

  • 自分がどういう人間か

    • 特技・趣味・長所や短所・ガクチカ

  • したい仕事はどんなことか

    • 業界・職種の選択

  • なぜその仕事をしたいのか

    • 「ゲームを作りたい」という漠然とした意志を、「なぜゲームなのか」「ゲームでしかできないことは何か」などを具体的に考えることにより「人が楽しめるものなら何でもいいのではなく、ゲームでしか達成できないもの」を明確化でき、自己アピールや志望理由を鮮明化できる。

  • どうしたら達成できるのか

    • 達成できそうな企業を明確化することが出来る

こういった内容は一朝一夕でできるものではなく、長い時間をかけてじっくり考えるべきだと思います。そのため早め早めの行動を!
ちなみに、「自己分析のやり方わからん!」という方は前田裕二さんの「メモの魔力」を読むのが個人的超おすすめです。


ES/面接に書く/話すネタ探し

「いろいろなことに首をつっこむ」ことが大事。
「こんなこともやった/できる人間」だということをアピールするために色々なことを経験しておくと引き出しが増えて良いです。
自分では「こんな経験、アピールできないよ……」と思っているものでも、考え方によっては大きなアピールポイントになっているかもしれないです。

例 学園祭でチームを組んで自分が企画したゲームを作成した経験

上記の経験ではチーム(組織)で何かを達成できる、ゲーム制作経験、コミュニケーション能力、技術力、統率力、企画力、タイムマネジメント能力等をアピールできる!自分では当たり前になっていることもズバズバアピールしましょう。

面接練習

推薦/バイト/インターンの面接経験がある人は分かるかと思いますが、「面接」ってめっちゃ緊張します。しかもそれが今後の人生を左右するなら尚更。場数を踏むのが大事です。
かくいう私も、インターン面接を二桁回数経験した状態で本選考に臨んだんですが、最初の一回はガクブルでした。インターンの面接と本選考の面接でも空気感が大きく違うので覚えておいてください。スケジュールはこちらで決められないものもあるので一概には言えないですが、第一志望企業の本選考を1発目に入れるのは出来るだけ避けた方がよさそうです。
それから練習の面接でも本番でも、聞かれたことをメモしましょう。自分が返答に困った/詰まったところだけでなく、次の面接をより良いものにするため、覚えている限りの質問をその日のうちにメモしておきましょう。このとき相手の反応の良さにも気を配れるとなお良しです。

おまけ

ゲーム会社(主にプランナー/プログラマ)のキャリアパスを貼っておきます。コメントも入れましたが、自身のキャリアパスについてどう考えているかを面接で聞かれることも多いです。「将来的に○○なプロデューサーになりたいです」等、自分のやりたい/なりたい仕事を明確化しておくといいかと思います。

ゲーム業界キャリアパス

まとめ

ここまで自分の就活を振り返りながら記事を書いてきました。
ゲーム業界の就活って何か面白そう、というイメージがあるかもしれませんが、読んで分かる通り「普通の就活」です。
勿論ゲームプランナー志望の方に読んでいただければ嬉しいですが、正直どの職種の方も似通ったものだと思うので、就活生なら誰でもWelcomeです。
将来的にサークルの後輩や、この記事を読んだ方と一緒に仕事が出来るのを楽しみにしておくことにします。

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