音楽の正しい基準
ここしばらくミキシングとトラックダウン(各楽器を調整して伴奏を完成させる作業)のことで頭を抱えてた。
T-Racksというミキシングツールを知って試したところ、非常に音が良くなるので思わず購入して、以来調整をしてたんだけど、音楽あるあるで
低音を増強させれば高音が物足りない、音を太く分厚くすれば、その分繊細さが失われるという
何かを足せば何かが足りなくなる状態で、で
正解はどこやねん!!!!
オケが完成してみて歌を入れれば、それはそれでまた混ざりが悪い。
EQでそれぞれ調整して補正して、または削りを繰り返してるうち
なんか
もぉ、どーでも良くなってきた(笑)
音って必ずそう。例えば歌にエコーをかける。広がりが出る。下手さが目立たなくなる、がしかし同時にそれは音の分離が悪くなり音像が濁る。
エコーって歌やピアノ単体でかければ単純に綺麗。
しかし他の楽器を混ぜる時には、音が曖昧になる分、ある意味汚くなる。
歌にエコーをかけて綺麗、ピアノにエコーをかけて綺麗、それを単純に合わせると、もっこもこで超絶に気持ち悪い。
ちなみに、だからカラオケボックスで歌の練習をしてる人は耳が悪くなるので(エコーだらけの汚い音に慣れてしまうので)
カラオケは歌の練習にならない、せめてエコーは完全に切らないとダメ。
これはどのボイストレーナーでも必ずいうこと。
話戻して、ミキシングで何が正解か、考えててもラチがあかないので
原曲を聴いてみる。
だが使うヘッドファンによって音像がまるで違って聞こえるので
余計迷ってしまった。
で、ふと思ったこと。
歌の伴奏で言うなら
歌いやすい=いい伴奏 だなと。
歌いにくい伴奏、例えばリズムが聞こえないとか全体がモワモワしてる、これは歌いにくい。
自分が歌う時に、「これは歌いやすいな」そう思えば
それが自分の正解なんだろう。
誰がなんと言おうとも。
自分が歌いやすい=これが良い伴奏。
あくまで自分の歌のためなんだから、異論は認めない(笑)
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