お久しぶりです、無＿使いです。 今回のウィーク・エンド・テンダー２では前回に引き続き #ちゃんと届かない dearもfromも 無い手紙をあなたの元へ配達します。 もうね…自分で言っててなんじゃそりゃです。毎度毎度、説明が必要な企画ばかりですみません。 すごーく簡単に言いますと 手紙を書く時って大概 ○○さんへ(dear)、で始まり○○より(from)で締めくくられると思うのですが 今回はその両方が無い手紙を書いてもらい そしてそれを受け取ってもらう体験をお届けします
正確に気持ちが伝わることって絶対ない。自分でさえも自分の気持ちが分からなかったりするのに、他人である誰かにちゃんと伝わるなんてどんな奇跡だ。 でもそれでいい。私は全然やさしくないから、すべてがちゃんと伝わってしまう世界だったらこわい。ちゃんと届かない、それぐらいがちょうどいい。 今日はそういう、ちゃんと届かないを作ったので そこにいたるまでの考察を書きます。 考えうる届かないを考えてみる(今回は手紙に限定) ケース１.物理的に届かない 日本の郵送システムは大変優秀であ
顔を洗って毎日同じ時間に家を出る そういう 人が当たり前みたいにできてることができない。 まだ人生１回目だっていうのに、みんなすごい。わたしだけ生まれてくる前に研修受け忘れましたか？ いつも周回遅れみたいに感じてた。 人生ゲームは一マス進むのに異常に時間がかかる。あと何回一回休みを繰り返せばいいんだろう。それに、サイコロの目が私のだけ0.1刻みなんですが… 時間は過ぎるのが早すぎる。 しなくてもいいことだけやめられない。賢くなるわけでもない手癖でできるパズルゲームばかり
私たちが最後まで持って行けるものは何も無い なのに意味のありそうなことや価値のありそうなものをできるだけ掬って並べて安心していたい 意味がなさそうで価値がなさそうなものは時間とお金の無駄で 無かったことにされる なくても生きていける でもあったら嬉しくなってしまう 歩き疲れた時に現れてくれるベンチ 驚くほどすべすべの石 ちょうどいい枝(持ちやすい) 栄養が無いらしい胡瓜 使い道のない長い紐がついてるブラウス 届けない手紙 二度と読み返さない日記 他人の家の夕飯の匂い 雨が
