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スポーツ留学の代理店のメリットデメリットとは?経験者がお話しします!

今回は私の実体験に基づいて、代理店を経由してスポーツ留学をした際のメリットデメリットに焦点をあててお話ししたいと思います!私は現在も、スポーツで奨学金をもらってアメリカの大学にて活動をしています!
気になる方はこちらの投稿もぜひご覧ください!

また、大学探しのプロセスを解説したマニュアルも公開しています。気になる方はぜひご覧ください!

この記事がもっと多くの人にスポーツ留学について知ってもらうきっかけや、留学先を探す際の参考になると嬉しいです!
さらに、スキやフォローをしていただけると励みになります!

私について

・テニス県大会優勝、関東大会へはほぼ毎年出場。
・全国大会1回出場のみ
・英語は苦手、7月に関東大会で負けて現役引退してから一気に勉強へ切り替え。
・留学代理店を経由し入学した大学が合わず、1年目終了ののち転校。
・転校先は自分で全て探し、契約まで行った。

正直言って、私自身、県大会は優勝してるものの、全国でとても目立った戦績があるわけでもありませんでした。かといって、英語が得意であったわけでもありません。
そんな状況から、アメリカ留学を決意し、期待を持って旅立ちましたが、1年目の大学でコーチと合わず、転校。この際のプロセスは代理店がカバーしてくれなかったため、全て自分で行いました。

転校プロセスを全て自分で行ったことにより、もっと多くの人に大学探しの流れを知ってもらいたい、代理店を使わない選択肢をもっと多くの人に伝えるべきだと思いました。

私が伝えたいこと

・多くのアスリートがスカラシップをもらうチャンスがある!
近年、スカラシップをもらい、スポーツ留学をしている人はだいぶ増えてきている印象です。そのため、アメリカの大学でスカラシップをもらうことは、日本でスポーツを頑張っている多くの人に十分にあるチャンスです!そして、このことをもっとより多くの人に知ってもらいたいと思っています。また、アメリカでスカラシップをもらうことが叶えば、日本のいい大学に行くよりも全然安く済む可能性がたくさんあります!(その中でも、英語ができる人はすごく楽に入れます!)さらに、学費面だけではなく、他の人にはできないとっておきの経験や就活や将来で生かせる強みを身につけることができる特別な機会にもなります。

・もっとより良いスポーツ留学のサポート体制が作れるはず!
後ほどのパートで詳しく話していきますが、留学先を探している際にもどかしいと感じる経験がたくさんありました。実際に、大学探しの場面で少し後悔している部分もあります。そこで、私の経験や感じたことをシェアすることにより、もっと多くの人が大学先の探し方の選択肢を知ることができればいいと思い、この記事を書くことにしました。

・今後、スポーツを通して海外の大学に行く人がもっと増えて欲しい!
私は自信を持ってスポーツ留学をして本当によかったと思っています!もちろん楽しいことだけではなく、文化の違いや言語の違いにアジャストすることは本当に大変で何度も投げ出したくもなりました。しかし、これを乗り越えた経験は今後自分のキャリアとして、大きな強みになると思っています。現在、就職活動も行っていますが、スポーツ留学したことにより、周りに負けないくらいの強みやエピソードを持っていると感じています。
さらに、経済面でもほとんどお金がかからないため、かなりの親孝行ができていると思っています(笑)

エージェント使うメリットデメリット

ここからは本題に入り、具体的に代理店を使った際に感じた部分について話していきたいと思います。私の個人的な意見や経験についても多く含まれているので、参考として読んでいただけると嬉しいです。

【エージェントを使うメリット】

・安心して入学できる大学を紹介してもらえる。
大学探しを始める際に、自分に英語力、アメリカの大学に対しての知識がなくても大学とのやりとりやスカラシップの金額の交渉、生活環境などの確認をある程度、代理店が間に入ってやってくれるため、心配がありません。代理店はある程度コネクションがある大学や、提携校を紹介してくれる可能性が高いため、信頼できる大学に入学することができる可能性が高いです。

・留学手続きにかかる手間と時間を省くことができる。
自分で全て大学を探したり、やりとりをしたりすると、かなりの時間がかかります。さらに、契約やスカラシップ等の交渉をする際にはかなり複雑なプロセスになっていたりするため、時間や手間を節約したい人は代理店を利用するのがおすすめです。ただ、一方で留学の際の知識(アメリカの大学の仕組みや情報等)を身につけにくい部分もあります。

・英語の事前勉強など留学の準備に専念できる
代理店に大学を探してもらっている間は自分の時間が増えるので、勉強に専念することが可能です。英語力に自信がない人は、もちろん勉強に集中したいと思うので、代理店にお願いすることにより、勉強時間を確保することができます。

【エージェントを使うデメリット】

・代理店主導なので自分から動くことができない。
代理店を挟まないで大学とやりとりを進めてしまうと誤解したまま契約の流れになってしまったりするため、自分から基本的に大学に連絡をしていったり、話を進めることは難しいです。代理店にこういうところに行きたい等の希望やリクエストは聞いてもらえますが、結局自分が本当に行きたいところを紹介してもらえるとは限りません。

・代理店に依頼をすることにより、かなりの費用がかかる
現在の大体の相場は50~60万円最低でもかかるようです。これに加えて、英語の勉強面での塾やTOEFL, SAT等の試験費用を含めて行くとかなりの費用になってしまいます。勉強面のサポートがある代理店なのか、それも提示された契約金の中に含まれているのかは、きちんと確認したほうがいいポイントです。

・コーチ等との直接のやりとりが減るため、コミュニケーションを撮る機会が減る。
代理店を挟むことにより、実際にコーチとスカイプで話したり、メッセージのやりとりをする時間がかなり減ります。私は代理店を通していたため、積極的にコーチとやりとりをしていたわけではなかったため、いざ、アメリカに行ってみたときや、やりとりを自分一人でしなくてはならない状況になったときに大きな戸惑いがありました。そのため、コーチとどのような条件か話したり、コミュニケーションを取ることもとても重要な英語の練習機会であると感じました。

・アメリカのコーチも代理店にお金を払うため、双方にお金がかかる。
代理店はもちろん、紹介する選手からもお金をもらいますが、選手を紹介してもらった大学からもお金をもらいます。そのため、費用が少ない大学や、代理店を通さず自分で選手を探した方が効率がいいと考え、代理店を好まないコーチもたくさんいます。

・語学留学エージェントの質にばらつきがある。
ー入学後や緊急時のサポート体制。
全ての代理店がそうだとは思いませんが、一部の代理店は、緊急時にサポートや対応があまりありません。契約上、入学までのサポートである代理店もあるため、転校する可能性がある場合や、入学後も困った時のサポートが欲しい人は、サポート体制が整っている代理店を選んだ方がいいです。私の場合は、紹介してもらった大学が合わなかったため、転校しましたが、その際は別でお金が発生したため、自分で全ての転校手続きを全て行いました。

ー大学に対しての情報共有に偏りがある。
留学先のネガティブなポイントについてはあまり話を聞けない場合があります。もちろん代理店もビジネスとして行っているため、選手を大学に送ることにより、利益が生まれます。そのため、代理店の中で選手をうまく振り分けている感が否めないなと感じました。

ー基本的に紹介された大学の中で選ぶことになるため、選択肢が少ないこともありうる。
これにはもちろん、英語の成績やスポーツの実績が大きく関係しています。しかし、自分で大学からアプローチすればもっと多くの大学からオファーをもらうチャンスがあったのではないかと私自身、転校プロセスを自分で行ったことにより、感じました。

エージェントを使うのをお勧めする人/しない人

『お勧めな人』
・費用がかかっても安心した大学に入りたい人
・英語の勉強にとりあえず専念したい人
・契約や交渉プロセスにサポートが欲しい人

『お勧めしない人』
・ある程度アメリカの大学や留学の知識がある人
・自分が本当に行きたい大学が明確な人
・多額の費用をかけたくない人
・英語力が多少ある人
・大学を探す中でも英語を学びたいと思っている人

まとめ

いかがでしたか?
包み隠さずお話しできているとは正直言えませんが、私自身、実体験を通して、代理店を経由することがいいとは一概に言えないと強く感じました。
留学先の決定は、4年間の大学生活を左右する決断であり、自分の生活環境が大きく変わる人生のターニングポイントとも言えます。それを納得したものにできるよう、自分に最適な大学探しの方法は何か今一度考えてみてはいかがでしょうか。
これらを踏まえて、テニス留学においての大学探しのステップをマニュアル化した簡易版をこちらに公開しています。気になる方はぜひ!

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