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【ゼミレポート】津吹ゼミのセブ島訪問:現地起業家のインスピレーション

皆さん、こんにちは。1期生の山口奈々です!
グローバルをテーマに活動する「津吹ゼミ」に所属しています!

この度、私たちは8月17日から25日まで、現地起業家訪問と観光・文化体験などを兼ねて、フィリピンのセブ島に行ってきました。

セブ島はマニラに続く第二の都市と言われています。
オンライン英会話やセブ島語学留学を展開し、以前津吹ゼミにゲストとして来てくださったQQEnglishの梶原さんのご縁で、QQEnglishのコンドミニアムに滞在させていただきました。
現地では3名の方にお話いただきました。

海外留学の総合エージェント School With 太田英基さん

School With 太田英基さん(中央)

太田さんは、日本人の留学を後押しするためにSchool Withという取り組みをされています。
お話の中で、地球上で英語という言語は「重要」なのではなく「普通」であると仰っていました。この言葉は、日本人は英語を重要視しているが、世界ではできて当たり前だということを示唆しています。私も、重要だ!と思っていたので、ハッとさせられました。

海外就職・キャリア支援・英会話スクールなどを経営 BEYOND THE BORDER 岡本琢磨さん

BEYOND THE BORDER 岡本琢磨さん(前列左から3人目)

岡本さんは、社会人になってから仕事を一度辞めて、奥様と二人で世界を旅したそうです。旅を通じて、もっと「自由」に生きていいのだと感じ、セブで語学学校を始めたそうです。今は、海外就職・キャリア支援を行うBEYOND THE BORDERや、旅人のための英会話スクール CROSSxROADを運営しているそうです。
岡本さんのお話から、事業を始めるにあたって大切なことは「好き・できる・ニーズ」の要素が含まれることだと知りました。逆にいえば、その要素さえあればなんでもできるのだと感じました。

セブ島の情報総合サイト「CebuPot」 佐藤ひろこさん

CebuPot 佐藤ひろこさん(前列左から3人目)

セブ島の情報総合サイト「CebuPot」を運営する佐藤ひろこさんは、24歳で単身でセブに渡り、情報業を始め、今やセブと言えばひろこさんというイメージがあるそうです。そんなキャリアの背景にある意思決定の際の軸や、若くして事業を始めたことによる苦労について聞きました。個人的にこれからのキャリアに対する不安があり、自己理解からの適性判断が非常に大切だというお話が強く印象に残っています。

まとめ

私は今回の旅で二つ感じたことがあります。

一つ目はいつでも海外に飛び出せる準備をしておくことです。
英語ができて当たり前の世界に飛び込むには、当たり前に話せるようにならないといけません。パッションだけでは乗り越えられない領域です。更に、英語という言語が話せればいいのかというと、決してそういう訳でもありません。そこで仕事をもらえる実力がないと必要とされません。
そのため、ただ好奇心で海外にいくのではなく、ある程度スキルを持った状態で世界に出る必要があると感じます。英語とスキルを持った状態でようやくグローバルで戦うことができるということを忘れてはいけないと思います。

二つ目は日本のメディアを鵜呑みにせず、自分で情報を探す重要性です。
一般的に、私たち日本人から見て、海外では国によってニュースなどの情報がうまく伝えられていないケースもあると思うかもしれません。一方で、自国に対してそのような印象を抱いている日本人は少ないと思います。これまでの私は日本が情報統制されているとは思っていませんでしたし、感じたこともありませんでした。
例えば、日本の人口減少についての話をするとき、日本のメディアは今後の日本はどうなる? 今のうちにお金を貯めようと報道されています。しかし他国では日本はこれからますます貧しい国になっていくと話されます。
日本という国を外から見たり、異なる視点から情報を収集することは、真実を理解し、自分のアクションを考える上で必要不可欠だと感じました。

この旅は私にとって非常に刺激的なもので、今後のキャリアに対する方向性を考える助けとなりました。今回の経験を大切にし、これからの未来に向けて前進していきたいと思います。

集合写真!

ゼミ教員のコメント

津吹ゼミでは「グローバルな視野をもち、世界標準でビジネスをおこなう」ことをテーマに活動をしています。今年2月にはカンボジアに1ヶ月滞在し、実業を行う経験をしました。

今回のフィリピン滞在は約1週間と短い期間でしたが、改めてアジア地域の現状や、国際社会において日本が置かれている立ち位置を学生が体験を通じ理解したのではないかと思います。
(担当教員:津吹達也)


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