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社会課題解決を担うNPOについて寄付とインターンを体験

NPO法人と聞くと、社会における重要性はわかっているものの、実際にどんな活動をしているのかわからないし、「寄付」と聞いてもピンとこない、という人も多いのではないでしょうか?
その一方で、社会課題の解決に取り組むNPO法人への関心は高まっています。

そこで、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)では、NPOへの寄付及びインターンシップの2つを体験的に学ぶ講座「NPO ソーシャル・インターンシップコース」を2022年7月から開始しました。

授業の様子

講座には、社会課題の解決やNPO法人に関心のあるEMCの1・2年生12名が参加しました。日本では馴染みの薄い寄付の文化や意義について学んだ上で、対象となるNPO法人の活動について理解を深め、4チームに別れて総額160万円を寄付しました。
また、希望した学生はNPO法人でインターンとして活動し、さらに社会課題の解決現場について学ぶことができました。

なお、今回の講座は、一般財団法人日本寄付財団からの寄付講座として、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会と協働して開催されました。講座のプログラムは、日本ファンドレイジング協会の社会貢献教育プログラム「Learning by Giving」の大学版モデルとして大学で初めて実施されました。

詳細については、本日武蔵野大学からプレスリリースが発表されたので、そちらをご覧になっていただければと思います!

ここで、実際に講座を受講し、NPO法人でインターンも経験した学生2名と、担当教員のコメントをご紹介します。

左から、1年生 清水 茉瑚さん、2年生 清水 涼太さん、担当教員 佐藤 大吾さん

■アントレプレナーシップ学部1年生 清水 茉瑚 さん
今までの私にとって、寄付とは遠い世界のものでした。寄付をしてそれが何の役に立つのかと思っていました。しかし今回のLearning by Givingで様々な団体の理念や活動内容を聞き、寄付によって「救う」ことは難しいけど「ちょっとした支え」にはなるのかなと感じました。その小さな支えが積もると、社会が少し変わる“かも”しれない。対話を続けて思考を深めるなかで、そんな変化がありました。私は8月から9月上旬にかけて、寄付によって支えられている認定NPO法人カタリバにインターンシップに行きます。誰かの寄付によって少しずつ変化している“かも”しれない現場を全力で学んできます。そして今度は、現場を学んだ私が寄付の必要性について発信していく側の人間になります!

■アントレプレナーシップ学部2年生 清水 涼太さん
今回の授業で学んだことは、寄付は会社設立のための資金や投資とはまた違うものであるということです。寄付は、自分が解決したい課題の肩代わりをしてもらうというニュアンスが強く、寄付されることは、いわば人の想いを背負うことだと思いました。同時に支援する側、される側にも「責任」があると感じました。今回の授業自体が寄付講座ですので、自分たちの授業に寄付してくださった方から直接話を聞けたことで、出資者のマインドを得ることができました。今回、私は認定NPO法人フローレンスに40万円を寄付し、合わせてインターンシップに参加します。EMCで1年半培ってきた力をインターンシップで発揮し、フローレンスの特徴でもある「事業循環力」を学びつつ、もっと成長していきたいと思います。

■アントレプレナーシップ学部 佐藤 大吾 教授
昨今のビジネスでは営利・非営利問わず「パーパス」への関心が高まっています。寄付だけでなく、商品のマーケティング活動においても、あるいは投資家に対するビジネスピッチにおいても、起業家は「パーパス」を掲げ、いかに共感を集めることができるかということが重要となっています。寄付者の立場になってみることで、いずれ自分が起業家として共感を集めなければならない立場になったときに、大切にすべきことを学ぶ機会となったことと思います。本授業の実現にご協力いただきました日本ファンドレイジング協会の皆様、助成を通じて支えてくださった日本寄付財団の皆様には深く感謝申し上げます。

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武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)
日本初の「アントレプレナーシップ」を冠した学部である、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)のnoteです。起業家精神をもって『ことを成す』人になることを目指して試行錯誤する私たちの日常をお伝えします。