#32 人生の夏休み
まいちゃんへ
すっかり返事が遅くなってごめん…💦
とりあえず、仕事終わった。というか辞めた。
と言っても結構計画的に準備して2月20日が最終出勤日やっただけやけど。
それでも14年近く働いてた場所を離れるのはやっぱ淋しいね。
バタバタしすぎて初めてバレンタインをスルーしてしまった…
阪急行ってない。。。
3月いっぱい有休消化やからちょうど40日。
子どもの頃の夏休みと同じ日数。
今まで6日以上の連休を取ったことなかったから、さすがに休みが続けば実感もするかと思ったけど、10日以上経っても全く実感がないまま。
淋しさも辞める実感も退職を申し出た時の方が大きかったような気がする。
組織変更で上部組織はすべて東京にまとまった夏。
業務面談ですらオンライン。ほぼ初めましての人との面談。
しれっと「退職希望はどこに伝えれば?」と聞いた秋。
『退職 伝え方 メール』と検索して、ちょっとドキドキしながら「お時間ください」メールを送った冬。
電話1本で退職の申し出が完結。
「引き止められるだけの関係性が築けていない」と言われたけど、でしょうね、としか。形式だけ「1週間後にまた連絡ください」と言われたけど、「気持ちは変わりません」っていうメール1通で終了。昼過ぎに送って夕方には退職関係の書類がメールで届いた。
私の14年、何やったんやろな…ってちょっとしんみりした。
今のポジションに就くまでも自分なりに色々やってきたし、そこそこ貢献してきたと思ってるけど、そうじゃなかったんかな。
まぁ、この組織変更が最後の引き金やったんやけどね。
変更前の上部組織は東西にあって、特にうちはすぐ側にその人たちが居て、すごく良くしてもらってた。あの人たちが居らんかったらうちはここまでやれてないと思うくらいすごい人らやった。
それまでもたくさんの違和感抱えてて、年度初めから「今年が最後」とは漠然と思いつつ、モヤモヤして、でも…でも…ってやってたのが、一気に霧が晴れた。退職を伝えるハードルがかなり下がった。むしろ跨ぐほどもない。
もっと理不尽な扱いを受けて退職した人も居たし、その扱いに耐えながら在職してる人も居る。
その人たちに比べたら、うちは直接的な被害は全く無いけど、人をちゃんと人として扱ってくれる場所で働きたかった。
最後、思いのほか温かく送り出してもらって(おめでたい退職じゃないし、もっとひっそり辞めると思ってた)この14年間やってきたことは無駄じゃなかったんかな、と報われた。
とりあえず、人生の夏休み満喫中。
最終出勤日の翌日にインナーカラー入れてみたり、旅行行ってみたり。
仕事との両立が無理になって辞めてた吹奏楽団に復帰してみたり。
無事に最終出勤日までに転職先も決まったし。転職活動始める前に退職届出したのはヤンチャやったと思ってるけど(笑)
もうしばらく羽をのばします。
のんびりしようと思ってた割に
予定があれこれ入って
どこでもドアが本気でほしい
うたより
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