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我が家のしそ

3月の下旬、ぽかぽかと日が暖かく燦々と照る太陽の下で、小鉢に土を詰め水で湿らせ、しその種を蒔きました。

乾燥しないように最初はラップをして、芽が出るまで直射日光を避けて、日々観察して発芽を待ちました。そうして、数日が経ち、これは本当に芽が出るのかと疑い始めた朝、よく目をこらすと種が数個浮いてる、、

さらによく見れば、小さな足が種から土に伸びて、ついに発芽しました。

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写真で見ても目を凝らさないと分からないくらい小さな芽。その日からラップを外し、霧吹きで土が乾かないよう水をやり、家の中の日当たりがよく風通しのいい場所に移しました。

そこからの成長は早かったです。

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次の日にはむくむくと他の種も芽を出し、一番乗りした芽はくっついてた種の殻も落ちるほど小さいながら立派な葉を蓄え、成長著しく育っていきました。

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発芽から1週間で小さな竹林ができるほど。本葉がまだまだ小さいですが、その成長ぶりが楽しくて、朝見た時にはまだ小さかった芽が夜見るとも明らかに成長して葉がしっかりしてるのが見て分かるので、愛らしく、このまま大きくなったら小鉢が大変な事になるなと、にこにこしながら思ったものです。

そして本葉が少しずつはっきり分かるようになっていよいよ間引き。。

種を買った時に付いていた説明書には「根を痛まないように割り箸などで優しく抜く」と書かれていたので、割り箸で間引く芽の周りをちょっと掘り起こして抜こうと思っていざ取り掛かったのですが、、

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この密集地帯の中、周りの土を掘ったら隣の芽が痛むし、根を痛まないように抜くって一体どうやってやるのよ状態でした。

(ちなみに個人的に間引き直前直後の写真撮らなかったのを後悔してます)

四苦八苦しながら、間引き、間引いている最中も割り箸で抜く時に先から伝わる根が切れる感覚にいちいち「うわ、大丈夫かな…」と思いながら、間引きました。

因みに、間引いた芽は「葉芽(はめ)」というそうで、綺麗に水洗いして翌日のお弁当に使いました。

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そぼろごはんの上に散らしただけですが、緑が見栄え良くて美味しくいただきました。味は特にないというか、まだ葉っぱだなという感じでした。大葉と同じ芽とは思えないですね。どちらかと言えば味の薄ーいスプラウトという感じです。

さて間引いた方の小鉢さんはというと。。

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間引いて2日目の朝を迎えたしそちゃん達。

ちょっと周りいなくなって寒そうではありますが、発芽からここまで、なんと、立派になって育ったことか。。(親目線)

説明書に1〜5本残すとあったので立派そうなの5本残しました。しかし、よく見ると彼らの足元に新たな芽が芽吹いていて、君は今の今までどこにいたんだい??と疑問に思いながら、なかなか芽が出なかった種が間引いた事で余裕ができて芽を出せたのかなと解釈。しかし、いつかこの子達も間引く事になるなぁと。

間引かないとしそが立派に育たず、大きいしそを育てるには1本だけ残すのが正解なのですが、1本を選ぶ勇気がなく5本残してしまいました。なので、少し成長したら新芽ちゃん達は摘んで美味しくいただく算段です。

そして、種まきから順調に行けば1ヶ月で収穫できるとの事なので、恐らく収穫までもう少し!今朝は本葉も立派になって発芽した時の葉よりひと回りもふた回りも成長していました。生命の力を感じますね。

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しそちゃん達を収穫するまで、可愛がりながら育てていきたいなと思います。




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