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防災について考える㉑【大地震が起きたらどうする?part3~車で被災したらを考えよう~】
みなさん、こんばんは!
前回、前々回と大地震が起きたときに自宅と外出先とで被災した場合の注意したいポイントを考えてきました。
今回は、車を運転している、乗車中に大地震が起きた場合を考えていきたいと思います。
この記事を書き始めて思い出されたのですが、実際に、東日本大震災が発生したときの話です。
私は車のギアをパーキングに入れたところだったんですが、急に車ががたがたしだしました。助手席に乗っていた職場の先輩からは”お前、車壊したのか!”と言われ、普通に駐車したのに。。と思いながら下車したら地震だったということがありました。
あれからまもなく10年、早いものですね。。
それはおいておき、今回も、いくつかの場面で気を付けたいポイントをみていきましょう。
走行中
衝突の危険性があるので、揺れを感じても、急にスピードを落とさないようにしましょう。ハザードランプを点灯させ、徐々に減速します。自動車を左側に停車してエンジンを止め、揺れが収まるまで待機してください。なお、避難時は、キーはつけたまま、連絡先のメモを残し、貴重品と車検証をもって車から離れましょう。
高速道路上
衝突を避けるため、こちらもハザードランプを点灯させ、徐々に減速して道路左側に駐車しましょう。状況によっては通行止めとなる可能性もあります。ラジオなどで状況を確認するよう心がけます。
橋梁・高架上
築年数によっては倒壊の恐れがあります。橋を渡り終える付近であれば減速して渡りましょう。橋梁や高架はそれぞれ揺れ方が異なりますので、徐々に減速して、道路左側に停車します。
トンネル内
天井や壁面崩壊の危険性がありますので、進行方向に出口が見通せれば低速でトンネルを抜けましょう。長いトンネル内の場合は、道路左側に停車し、キーを付けたまま降車。トンネルの非常口へ避難します。
ここまでを考えてみますと、車を停めるときには基本的に”道路左側に停車”が多いことですね。これは、地震発生後、消防・自衛隊等の緊急車両が道路を通過するときに支障をきたさないように配慮してのものです。そのため、万が一支障をきたした場合に車両を移動できるよう、キーを付けたままにしておくことがポイントになります。
緊急輸送道路ってご存じですか?
地震発生後、緊急車両が、人命救助や物資の輸送等で通行することがあらかじめ決められている道路を”緊急輸送道路”といいます。基本的に、それぞれ、特性に応じて第1次から第3次までが指定されています。
こういった道路があることから、万が一地震に遭遇し、車を道路上に停車して避難するときには、必ず”キーはつけたまま”、”道路左側に停車”を忘れないようにしましょう。
さて、今日はこの辺で。
都市部にお住まいの方で普段車に乗られない方もいらっしゃるかもしれませんが、いざというときの知識として知っておいていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
これからもひとりひとりの防災力アップに役立てればうれしいです!
ではまた!
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