【旅日記】名古屋で出会った奇抜すぎるお寺たち(桃厳寺/強巴林)
2024年の盆休み。軽い気持ちで初の名古屋へと足を踏み入れたわたしは、これまでに経験したことのないようなディープなお寺たちに出逢った。
桃厳寺「とうがんじ」と読む。公共交通機関の場合、地下鉄本山駅から歩くとこのお寺の裏口にたどり着ける。……そう、なぜか我々は裏口から入った。墓地の横を抜けると、背中だけ見せていた名古屋大佛が全貌を現す。基壇含め15メートルもある立派な大仏様だ。
一目で感じる異質さに息を飲む。裏口から入ったのがいけないのかもしれないが、閑静な住宅街の中の、さ