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#15 女子プレイヤーは自分を律するのが得意!?

What's up guys!!

律する: 一定の規範を設けて統制・管理する。「おのれの行動を―・する」

女子サッカーに関わることになり、これまで指導者としての自分を考えることを繰り返してきました。

その中でまず忘れてはならないのは、自分たちの経験だけをもとに話しても相手には伝わらないということです。

自らの経験が現場では意味をなさないということ

指導者の方の誰もが経験したことがあると思いますが、女子サッカーの指導では特にこのことに気づく場面が多くありました。

でもよく考えたらそれって当たり前ですよね。
サッカーをやっていることだけが同じであるという前提を持って接すること。

自らの経験と重なる瞬間はあると思います。
でも重ねようとしてはダメだと…

技術であっても自分が選手であった時、感覚とされていたものが言語化され誰もが共有できるようになっている現代サッカー。

これからは『経験』ではなく『伝える』に
フォーカスされていくのではないでしょうか。

自分が選手時代どうだったかなんて子供たちは興味ないんですよね

『いま』を伝えられなければ意味がない
『過去』を話す時代は終わったかもしれません

話がズレてしまいましたが、最近選手たちを見て気づいたことなのですが、、、、

ある日の練習前に他のカテゴリーのトレーニングが終わらないため
『少しストレッチして待ってて』と選手に伝えるとストレッチを早く終えた数人の選手がランニングし始めたのです。それを見た他の選手もランニングを始めて、気づいたらその日の参加選手全員がランニングをしていました。

これは練習後でも同じようなことになります。
翌日試合のため早く練習を終えたら物足りないと言って自らランニングし始めたのです。

しかもなかなか速いペースで…

男子プレイヤーに比べて女子プレイヤーは、
『自分を律することができる』と感じましたし、途中で『厳しすぎる!!』と言いたくなる場面にいくつも出会いました。

それは男子に比べて『空気を感じる』ことが得意だからこそ起きる現象なのかもしれません。

誰かがやっていたら自分の意志とは違っても同じことをやろうとする。
そんな彼女たちに必要なのは厳しくすることじゃなく自分自身のことを考えることじゃないかなと思いました。

じゃあどんな伝え方ができるのか、
それは僕自身もまだ見つけられていない状況です。


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