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そもそも、何で本屋なのよ? ⑤~そして、行きたい方向へ。

「こうふのまちの一箱古本市」で勢いに乗って転がりだしたcoldmountainstudy。

そうなると次のブック・イベントにも出やすい。
さらにボクは根が図々しいので、例えば仲間が出店するイベント(本は関係なくても)に「オレもだしてくれ!オレも出る!」とか言っちゃう。
さらにお友達の経営するカフェで「一日本屋をやらせてくれ!」とかも言っちゃう。

勢いに乗ると、アイディアも出るし図々しくもなれるのです。

で、持ち前の図々しさを発揮していると今度は「こんなイベントに出てみないか?出てくれないか?」なんて声が届きだします。

これは嬉しいですよ。自分の仕事が認められていきつつあるわけですから。

ちなみにボクは、③の項にあるように平日昼間は”世を忍ぶ仮の仕事”をしています。徐々に純度を上げていきたいとは思っているし、心の中で本業は完全に本屋なのですが今のところ本屋の仕事をできる時間は、限られている。

そうすると仕事を選ばざるを得なくなる時があるんですね。完全に重複していなくても家族・その他のスケジュールもありますし。

そんなときの優先順位を決めるキーワードがざっくり2つ。

”地域”と”仲間”です。

やはり本屋を始めた動機の一つに”地域に本屋がない”ということは歴然と、あるわけです。そうするとやはり遠くの有名なイヴェントより近くの小さなイベント・・・になることが多いですね。

そして仲間・・・としたのはしがらみ、という意味でなく方向性ですね。
じゃあ地域のイベントに誘われたら何でも出るのか?
例えば自分の住む自治体で行政主導の古くからの大きなイベントがあったりする。住民なんだから出て、出て・・・はい。はい。・・・とやっていくのは少し違うのかな?と感じています。

かなりの割合でその手のイベントに本屋は、フィットしないでしょう。(もちろんイベント自体を否定するものではありませんよ。本屋との相性の問題です。)

そのうえcoldmountainstudyの選書は偏っています。そりゃあもう偏っています。本が好き、という人でも人によってはぜーんぜん面白くない棚です。

そんな本屋が生き延びる、輝くためには同じ方向を向いた人たちがやる・いるイベントの方がいいことが多い。そんな意味合いですね。

もちろん「儲かるよ・集客するよ」だけは完全NGです。それは好きな仕事じゃ無い。

これからやりたいこと、として例えば「webショップ・通販を強化したい」であるとか「ライブラリスペースを早くオープン、活用したい」とか(この話は次の項で。)細かな今後の希望・アイディアはいくらもあります。

ですが、coldmountainstudyの大きな軸は2本。地域と仲間です。

地域の本好きさんの役に立ちたい。仲間が盛り上がる手助けがしたい。

そのあたりですね。

決して地域自体を盛り上げたい・とか地域全体で本好きを増やしたい・・・とか大仰な理想では残念ながら、ないです。
(そういう人が欲しいならボク以外の誰かに期待してください、としか言いようがないです。)

ふう。

ようやく最初の項が片付きました。

この項・・・つまりは自己紹介・・・はそのうちにひとつのページにしてプロフィール代わりにトップ固定記事にしますか。

その前に一息ついて。

次は場所の話。

そもそも何で長野なのよ?・・・と。

http://www.coldmountainstudy.com/
coldmountainstudy@gmail.com 

coldmountainstudy  店主:鳥越将路







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