そもそも、なんで長野なのよ?③~暮しの”軸”・ドームハウス。
家、と言えば暮しの中心。
その家を手造り(というと大げさで、結構重要なところはプロにやってもらってます。)で建ててそこに住む。
これだけで結構刺激的なプロジェクト。
終の棲家・・・とまでは言いませんが(そう言ってしまうことで自分たちの今後を限定してしまいますしね。実際ここは気に入っていますが、裏腹に動く気満々でもあるんです。)重要な”軸”を作ることに移住安定後の4年間を、費やします。
もちろん途中釣りにも行きますし、仲間も遊びにやってくる。
本も読むし料理もする。
でもやはり中心は家造り。
その頃の様子はここにまとめられています。
ちなみ現在も増築作業中ですがやはり”軸”があるのとないのではハナシが違う。余裕が違う。(そのせいで進みが遅かったりもするのですが。)
”軸”ができるまではそれこそ、夢中でした。本当に快適ですよ、我々のドームハウス。いろいろなところに出かけ、帰ってきてはその良さを実感しています。
基本、満足している。そのうえで更に、理想を目指す。
しかし、家造りのアレコレは細かく言えば本当にキリがないのでここでは割愛。
その後大きな問題となる(と言っても最低限快適な暮らし、という意味では問題ありません。)点が大まかに、2点。
・本を収納するスペースがないこと。
・薪ストーブを設置するスペースがないこと。
ドームハウス、収納が少ない・・・収納スペースを取り辛いんです。
なんてったって垂直・直線のスペースが少ない。
生活のための収納スペースは最低限確保しましたが本に関しては安めの本棚をうまい事多数設置してやりくりしているという苦しい現実。
余談ですが本屋としての販売用の本。
在庫してあるのが現状”2Fロフトの一番奥”。
つまり玄関から一番遠い位置。
出店の度にそこからヒィヒィいって、搬出・搬入。これはできれば避けたい労力です。(ボクは体力型だと思いますが、それでも本は重いんです。)
なにより蔵書がダダーっと並んでないと選書だってし辛い。
そして、薪ストーブの問題。
ドームハウスの基本的な間取りの中に薪ストーブを入れると、若干スペースを食う。
(イメージ)
さらにドームハウスは球体ゆえ空気の循環が非常にいい。
天井に換気扇&シーリングファンを設けているので、尚更。
そこに薪ストーブが加わると、寒冷地においても却って暑すぎる・・・というワケです。
そこで我々が出した答えは・・・。
”増築”
本体から延びる格好で、薪ストーブを設置するための土間を作る。
本体とその土間を介し繋ぐ格好で、一部屋増築しそこに本を置くスペース&相棒の施術スペースを設ける。(そうするとこの画になります。)
これが現時点で我々の出した、答えのひとつ。
あとはこれをどう活かすか?
あくまで本屋的に考えていることを、また次のお話で・・・。
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coldmountainstudy 店主:鳥越将路
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