ひとめぐりしてからのこと。
今日は久々の雨で、午後の予定は中止。
お店でのんびり、あれこれしつつ店番です。
そう、あちこちからゴールデンウィークなんて言葉が聞こえてくる時期になりましたね。
ゴールデンウィーク。
思い出したくもない昨年のゴールデンウィークからちょうど季節はひとめぐり、なんですね。
いろんなことが変わって、いろんなことが変わってない。
こんな時でもしなやかに生き抜く人達。愉しむ人達。
逆に能力不足を露呈する人達。隠してた意図が見え見えになってしまった人達。
本当は必要なかったんだってことがわかってしまったいろいろ。
別の意味で”ひとめぐり”しないと収まることはないのかな?というこの騒ぎ。(前にも書きましたが100年前の松本・スペイン風邪でまる3年です。)
自分達の暮らしはどうなのか?というとコレが驚くほど”普通”で。
元々人混みなんか行かないし外食もほとんどしない。
どんな美味い店・安い店だって行列なんて願い下げ、連休中に遠出するなんて気がふれている・・・という我々ですので大きな変化の無いのも当たり前なのですが、季節に応じて周辺で十分愉しむことのできるわが寒村での暮らしに感謝。そしてそれを可能としてくれる周辺のいろいろに感謝です。
簡単に疑い・否定してしまいがちなテクノロジー・技術や配送・販売・・・の進化だって支えてくれる人たちの頑張りがあってこそ、なんですよね。
気をつけねばならないのはそれを騙って騒ぐ周辺の連中。
なんとなくラジオのCMを聞いていたら・・・中古車買い取りのCMだったかな?・・・何と簡単に「それは悪いことだ」と言い切っていることか。あの勢いで「それは悪いことだ」と言われたら(しかも何方向からも、何度も。)勢いで何回かは「おお、そうか!」と思ってしまうことだってあるでしょう。
その一つ一つに自分で本当かどうか?を決めて行かねばならない。残念ながらそれが自分の暮らす国の現状。
それにしても難しいですよね。
新聞ひとつ見てみても「盛り上がれ!」という記事と「おとなしくしてろ!」という記事が真顔で隣に並んでいたりする。
行政からの某接種の通知にしても冒頭に「とても効果がある」とあるのに文末近くには「効果は保証されていない」とある。
本気なのか冗談なのかもわからない。特に後者に対しては家族みんなで笑ってしまった。
これはこの騒ぎがあったから顕在化しただけで徐々にこんな茶番が増えていたのに気づかなかった我々も悪いのでしょうね。我々は余りに従順だった。
それでも。
なんとなく、ですが”だまされない人達”は少しずつですが増えてきているようにも感じる。
ひとつひとつ自分の目で見て。感じて。考えて。
それが連なって大きなうねりとなるのを待つしかないのでしょうかね。
本を広めることは、その助けになると信じて日々ひとつひとつ。
あ、そうそう。
なんの不便もない・・・みたいな書き方をしましたが、ひとつだけ。
マスク。
新しく知り合った方の素顔を知らない、なんてことが時々ある。これは寂しいですね。やはり。
どうにかならんもんでしょうか。隠してるのが普通なんてやはり切ない。
自分だって大した顔もってるわけじゃないんですが。
顔、大事なんですから。
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