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ビジネスモデル特許の具体例その3(飲食店における確認作業効率化システム)

自分が担当したビジネスモデル特許の具体例を紹介する3件目は「飲食店のデシャップに出された料理の確認作業を効率化するシステム」(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7271803/15/ja)です。

以下の処理を行う情報処理システムが請求項1に係る特許です。

動画に基づいて所定の領域に料理が置かれたことが検知された場合、前記料理を含む静止画を取得し、前記静止画を前記料理の種類ごとにフォルダに分けて格納させることで区別可能に格納させる


(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7271803/15/jaの図6参照)

以前の記事に記載したように「ビジネスモデル特許」特有のソフトウェアの情報処理を具体的に記載することによって「発明該当性」の要件を満たし、登録になっています。

登録になった請求項1は以下の通りです。

【請求項1】
情報処理システムであって、
動画に基づいて所定の領域に料理が置かれたことが検知された場合、前記料理を含む静止画を取得し、前記静止画を前記料理の種類ごとにフォルダに分けて格納させることで区別可能に格納させる、
情報処理システム。


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