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ソフトウェアを主に扱っている弁理士 https://softwarepat.com/

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  • ビジネスモデル特許について(実例と共に)

最近の記事

プロフィール

名前:三戸 秀之 資格:弁理士、基本情報技術者 ・大学及び大学院では理論物理の研究室に所属。 ・修士過程を修了後、システムエンジニアとして 3 年従事。医療用画像シス テムの開発、新しい OS の開発、半導体検査システムの開発等に携わる。 ・その後、特許事務所において約 20 年にわたる特許権利化の経験を有する。 システムエンジニアの経験を活かし、ソフトウェアに関する発明、特にビジネ スモデル、UI、AR、画像処理等を得意とする。 ・クライアントの重要案件を任されることも多

    • ビジネスモデル特許の具体例その3(飲食店における確認作業効率化システム)

      自分が担当したビジネスモデル特許の具体例を紹介する3件目は「飲食店のデシャップに出された料理の確認作業を効率化するシステム」(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7271803/15/ja)です。 以下の処理を行う情報処理システムが請求項1に係る特許です。 動画に基づいて所定の領域に料理が置かれたことが検知された場合、前記料理を含む静止画を取得し、前記静止画を前記料理の種類ごとにフォルダに分けて格納させることで区別可

      • ビジネスモデル特許の具体例その2(ミルシート電子化プラットフォーム)

        自分が担当したビジネスモデル特許の具体例を紹介する2件目は「ミルシート電子化プラットフォーム」(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7439334/15/ja)です。 以下の①~③の処理を行う情報処理システムが請求項1に係る特許です。 ①:鋼材の品質を証明する書類であるミルシート情報を取得する。 (ミルシート情報には鋼材の商流を示す商流情報が含まれる。) ②:取得したミルシート情報を登録する。 ③:商流情報に基づき鋼

        • ビジネスモデル特許の具体例その1(オプションプール信託)

          自分が担当したビジネスモデル特許の具体的な例を紹介する1件目は 「オプションプール信託の仕組みを用いて新株予約権の行使処理を行うビジネスモデル特許」(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-6950106/15/ja)です。 以下の①~③の処理を行うサーバー装置が請求項1に係る特許です。 ①:発行会社の上場前に発行会社の新株予約権の法人課税信託に関する情報を受け付ける。 ②:発行会社の上場後に新株予約権の信託に関する情報

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          ビジネスモデル特許とは

          ビジネスモデル特許に関するご相談を受けることがよくありますが、残念ながら特許法で保護可能ではない「ビジネスモデル特許」のご相談を受けることがあります。 ここでは特許法で保護可能な「ビジネスモデル特許」とはどのようなものなのか簡単に説明したいと思います。なお、一般的に「ビジネスモデル特許」というわれるものは「ビジネス関連発明」と言い換えることができるため、以下では「ビジネスモデル特許」のことを「ビジネス関連発明」とも言いながら説明を行います。 特許法で保護される発明の要件と

          ビジネスモデル特許とは