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「岸辺のふたり」短編アニメから学ぶ

この短編アニメーション映画

「岸辺のふたり(FATHER AND DAUGHTER)」は、
わずか8分の物語の中に、登場人物2人の
「生きるという大きな流れ」を描きました。
(良ければ、YouTubeで観てみてくださいね。)

時間という流れは前にしか進みません。

後戻りが出来ない人生を、どう生きるか?

娘と父という関係を描きながら、人生を描いています。

「自転車が人生の象徴として何度も描かれている」
「自転車をこぐシーンが何度も何度も描かれている」

自転車

・自分の力で車輪を回す
・自分の力でこいで進む
・前にしか進まない

          という乗り物


不自然なほどに車輪がアップで描かれています。
自転車の車輪は、丸い形をし、ぐるぐる回り続けるものです。

時間の流れのように、自分の力でこぎ続ける限りぐるぐる回り続けます。

「人生の流れ」も同じように、生きている限り
自分の力で回し続けないといけません。

回すのを止めたら、すぐ隣は死後の世界。

自分の力で生きる事を描くために、自転車を効果的にの用いられていると思います。


この岸辺のふたりが「生きていること」を描いている考察できる理由として
「岸辺という場所が物語の舞台」ということがあげられます。

むすめの父親が大海原への乗り出していきましたが、
これは「死」を象徴しています。

岸辺が描かれているのは、
人生のすぐ隣には死があることを暗示させるためではないでしょうか?


生きる。生と死は紙一重。
いつ何が起きるか分かりませんね。


生きていることが当たり前に考えてしまう。
生きていることに幸せをかみしめながら感謝ができる。
ありがとう・・・
自分に語りかけたことありますか?



このブログが誰かの心に届きますように・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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