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「一行書くだけ日記 著者:伊藤羊一」を読んだ感想

今回は「一行書くだけ日記 著者:伊藤羊一」を読んだ感想について書いていきます。

あと2ヶ月で30歳になります。
もう20代が終わります。ここに来て転職を考えてます。
22歳で社会人になってから、ハードモードな人生でした。
30代は最高のステージにしたい、20代の経験を活かしたい。
その為にこれからどうすれば良いか考えていたとき、本書と出会いました。
1日を振り返り、次に活かす。
1行の日記(実際はそうではありませんが、、、。)で、
自分の人生を変えたいと思い、本書を読みました。

著者の伊藤さんは、元々は会社勤めの方だったそうです。
会社勤めをしながら、自分は何がやりたいのかわからず、先の見えない日々を過ごしていたそうです。現在53歳。昔よく通勤で通っていた横浜、当時は暗い印象だった横浜も、今は明るく見えるそうです。原因は2つ。1つは、自分のコンディションの問題。もう一つは、あらゆることを貪欲に受け止めて、自分の糧にしようモードが働いているから。2つ目の心がけが1つ目の要因に繋がっているようです。

今の自分は何事も暗い印象に写ってしまうメンタルかもしれません。
だからこそ、そんな現状を打開すべく、日々の出来事から多くの事を学んで、
著者の伊藤さんのような、ベストなメンタルに持っていく必要があります。

著者の伊藤さんが、この本を通じて、一番伝えたいことはこれだと思います。

「気付いた事を振り返る」

めちゃくちゃシンプルです。それに加えて大切な事は、それを習慣化する事。
何でもいいです。とにかく気付いた事を日記にして、自分の気持ちの変化を感じ、自分と向き合うこと。それが大事です。そもそもなんでこんなに「振り返る」ことが大切だと言っているのか。それは、「振り返って、気付いたことを次に活かす人は早く成長するから」です。成長の早い人は、他の人と同じ経験をしても、気づきが多く、その時間の密度が違うのです。そして、なぜ日記にするのか。それは、日記という記録を通じて、否応なく自分と向き合うことになるからです。ダイエットと同じです。ダイエットでは、数字を記録します。徐々に理想の体重に向かっている記録を見ると、自然となりたい自分に近づいていくのがわかります。減っていく体重を見ると、今度は間食や食べ過ぎを意識するようになります。そうやって記録をすることで、自分の意識が良い方向へ変化していくのです。

【一行日記の書き方】

一行日記はとにかく1行でいいです(細かい内容は省略します)。書くものは何でもいいです。ブログでも、紙でもなんでもいいです。one dayというアプリもあるそうです。とにかく言葉にすること。例えば、「見てた番組が面白いと思った」とかでも大丈夫です。少し書き足りないかな?くらいがいいそうです。ここまでがファーストステップ。次のステップは、その振り返ったことが、自分にとってどんな意味があるのかを考えること。先ほどの例だと、「なぜその番組が面白いと思ったのか」を考えるのです。些細な出来事から多くのことを学ぶ大切な問いなのです。最後は、その意味から導きだされた”気づき”を書き出すのです。先ほどの例だと「自分は●●が好きだったんだ」みたいな感じです。上級者は、更にここから、「これからやってみよう」と思ったことや、日記に写真を貼って、風景を思い出せるようにするなどをしているようです。でもそれは慣れてきたらの話です。まずは、1日1行でいいから、続けることです。そして、大切な心得が一つ。”ルールを作りすぎないで、自分のペースで続けること”です。たくさんの縛りをつけると苦行になるので、好きなように続けましょう。

【書き続けたものを振り返る】

冒頭にも書きましたが、ここまで書き続けてきたものを、再度振り返ります。1週間、1ヶ月、1年と期間はいろいろあり、それぞれの期間に応じて、感じることがあると思います。それをまた、日記に書きます。”気づき、振り返り、気づき、振り返り”。この繰り返し。これこそ、著者の伊藤さんが、自信を持ってオススメする「成長のプロセス」です。自分の気持ちの変化や、素直な自分の気持ちに向き合って、自分らしい人生を送れるように、自分は今日から自分のブログ(ワードプレスにて1年前に開設)に書いていきます。


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