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コロナで一気に表面化した「社債」危機 【News Picksオススメ記事紹介Vol.20】

あー難しかった。

昨今のコロナ騒動によって、社債市場がてんやわんやしてるみたいです。

てかまず、社債ってなんだっけ。

社債は、簡単に言うと資金調達の手段の一つ。

資金調達には、株を発行する手段と、この債務(社債)を売って資金を調達する手段の2つがあります。

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この社債は、株式に比べてリスクが少なく、日本では主に大企業のような高格付けの企業が主に発行しています。

しかし、米国には低格付けの企業もバンバン社債を発行できる市場があり、一発チャンス狙ってバンバン購入する投資家も多いとのこと。

まあ別にここまでは大した問題ではありません。

なぜ今回のコロナ騒動によって、やばくなったのか。

それを紐解く前に、まずなぜこの社債市場が持ち上がったのかの経緯を説明します。


2008年のリーマンショックにより、各国の中央銀行はリスクを恐れ超低金利政策を行うようになりました。

そこで、高い利回りを求める投資家達は、次なるブルーオーシャンを求めて社債市場に集まり出します。

そして世界の社債発行額は現在なんと1400兆円にも登りました。

日本みたいに、リスクの少ない大企業メインであればいいのですが、先ほど言ったように米国は低格付け企業もバンバン発行しており、1400兆円の約半分を占めます。(!)

そのような状況で、コロナだ。


リーマンショック時と違う点は、債務拡大の牽引役が銀行による貸し出しでないと言う点だ。

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社債は企業が投資家から直接借り入れるもの。

投資家たちもリスクが大きい。

コロナにより、まずキャッシュが枯渇した。

そうなると、企業の借り入れは長期的な懸念材料になる。

もちろん投資家達は一気に引き上げる。

これにより、高リスクなジャンク債(社債の一種)の金利は急騰し、価格は暴落し始めた。


低格付け企業は一気に資金繰りに困ることとなった。

コロナの影響が収まるまで、投資家達も社債の新規発行は控えるだろう。

日本はまだ影響が少ないかもしれないが、米国などは早急な対応が必要だろう。


と、めちゃくちゃ簡単に記事をまとめてみました。

間違いとかあったら、ご指摘ください。勉強になります。


早くコロナ収まれ〜。


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それではまた明日!

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